「うっせぇわ」に代表されるAdoさんの楽曲は、今や空前の大ヒットを記録しているわけですが、実際にカラオケなどで歌ってみると、なんとも残念な結果に終わってしまった…そんな悲しい経験を持つ人は少なくないでしょう。

それもそのはず、前述したようにAdoさんは、様々な声色を自在に使い分けるとともに、様々な細かいテクニックが散りばめられているからなんですよね。

現在、YouTube上にはそんなAdoさんの独特の歌い方が学べる動画が数多くアップされていますが、今回、それらの動画を片っ端から視聴した結果、オススメの動画3本を厳選してみました。

「Adoは天才だから…そんな一言で片付けちゃダメ！誰でも頑張れば上手く歌えるよ」

こう主張するのは、東京音楽大学声楽科を卒業し、教員免許も取得しているYouTuber「Umi Kun（うみくん）」。

そんな彼が、「うっせぇわ」の最大の特徴である“がなり声”の出し方や、Adoさんのように色んな声色を使い分けることができるようになる意外な方法を伝授する動画がこちら。

そして、実際にうみくん先生がうたってみた動画がこちら。

また、「しらスタ」チャンネルとしてYouTube場で活動しているボイストレーナー・白石涼さんが、Adoさんが使い分けてる主な発声を次の6つに分類。


　・ ノーマルボイス
　・ ウィスパーボイス（息混じり）
　・ パワフルボイス（強く深く）
　・ 裏声（クリーミー）
　・ ギラギラボイス（鋭く強い）
　・ うっせぇわボイス（がなり声）


Adoさんのヒット曲「ギラギラ」を例にとって、フレーズごとに発声法の違いを、かなりのハイテンションで伝授している動画がこちら。

さらに、本業はボイストレーナーとして活躍しているYouTuberの「さきここVOICE」ことSAKIKOさんが、同じく「ギラギラ」を徹底分析した動画がこちら。

この動画では、「ギラギラ」をAメロ、Bメロ、サビごとに分解して、フレーズごとに細かいビブラートのかけどころや、しゃくりどころ、その他の表現の仕方を、前出の2人よりも具体的に、より実践的に伝授しています。

その表現方法も専門的なものではなく、あえて感覚的に表現されているので、とってもわかりやすいと評判になっているようです。

いかがでしたでしょうか。

14歳の時から歌い手としての活動を始め、17歳にしてメジャーデビューを果たすと、17歳最後の日に発表した「うっせぇわ」が空前の大ヒットを記録したAdoさん。

そこで今回、そんなAdoさんの鬼高い歌唱力の秘密と、何種類も声色を自在に使い分ける歌声の特徴、そしてその独特の歌い方に注目してまとめてみました。

「カラオケで歌ってみたいんだけどAdoの曲は難しすぎて自分には絶対無理！」なんて諦めていた人も、今回ご紹介した動画でコッソリ勉強して、挑戦してみてはいかがでしょうか。