そんなTENNさんが妻・上原多香子さんに宛てた遺書全文の内容がこちら。

ちなみに、この遺書の中に登場する「阿部力」とは、17歳の時に帰化した中国出身の俳優で、大ヒットドラマ「花より男子」で松本潤さん、小栗旬さん、松田翔太さんとともに「F４」の1人、“美作あきら”役を務めた人物です。

上原多香子さんとは、TENNさんが自殺する直前である2014年7月～9月に公演された舞台「夕-ゆう-」で共演していたようです。

そして、遺書の最後に登場する「トントン」とは、阿部力さんの中国名「李冬冬（リ・ドンドン）」にちなんだ愛称で、どうやら上原多香子さんが阿部力さんのことをこう呼んでいたのでしょうね。

TENNさんが亡くなった直後、妻・上原多香子さんはもちろん、TENNさんの両親や弟さん、さらにET-KINGのメンバーたちや関係者も、この遺書に目を通したと言います。

そして、この遺書を読めば、TENNさんの自殺の原因が妻・上原多香子さんの不貞にあることはすぐに分かったはずです。

それでも、この遺書の内容を自殺当初は公表しなかった理由について、TENNさんの弟さんは次のように語っています。

さらに、TENNさんの最初の月命日を直前に控えた2014年10月22日、上原多香子さんと両親はTENNさんの遺骨を分骨したそうなのですが、その際、上原多香子さんから母親にTENNさんのスマホが手渡されたのだとか。

その写真の一部がこちら。

こんなショッキングな写真を目の当たりにしてもなお、TENNさんの遺族が、この遺書の公開に踏み切らなかったのには理由がありました。

それは…TENNさんの死後、彼の母親から籍を抜くようにアドバイスされるも上原多香子さんはこれを固辞し、TENNさんが亡くなった後も、彼のことを大切に想い続けている様子を見せてくれていたからなのだとか。

ところが、ある出来事がきっかけとなり、とうとうTENNさんの遺族の中だけでは抱えきれなくなってしまうことに…。

そんなTENNさんの遺族の心情を一変させたのが、2017年5月26日発売の写真週刊誌「FRIDAY」で報じられた、上原多香子さんと脚本家や演出家として知られるコウカズヤ氏との熱愛スクープでした。

ただ、世間ではTENNさんの自殺から2年半以上も経過しているわけですし、当初ネット上では、そんな上原多香子さんを気遣う声や、祝福する声が多数を占めていたようです。