そんな山口百恵さんは高校卒業後は大学へは進学せず芸能活動に専念すると、その後も『イミテイション・ゴールド』や『秋桜』などのヒット曲を世に送り出し、1977年には史上最年少の19歳で紅白歌合戦のトリを務めたのです。

こうして瞬く間に人気を集めた山口百恵さんですが、1979年10月のコンサートで‟私が好きな人は、三浦友和さんです”と突然の恋人宣言をすると、翌1980年3月には婚約を発表と同時に‟我儘な…生き方を私は選びました。”と芸能界引退を発表したのです。

そんな山口百恵さんは14歳にデビューし21歳で引退とわずか7年しか活動期間はありませんでしたが、引退までにシングル31作をリリースし累計で1142万枚を売り上げており、1970年代に最もレコードを売り上げた歌手としても知られています。

1980年10月に引退した山口百恵さんは、翌11月19日に東京・赤坂にある日本基督教団霊南坂教会で三浦友和さんと挙式し、東京プリンスホテル鳳凰の間での披露宴には約1800人が招待され、テレビ中継もされるなど日本中が注目を集めたのです。

そんな山口百恵さんと三浦友和さんは、夫が外で仕事をして、”妻が家庭を守るという昭和型の理想の夫婦”として結婚後はおしどり夫婦として憧れの夫婦像に長年上げられています。

また山口百恵さんは1984年4月30日に長男の三浦祐太朗さん、そして1985年11月に次男の三浦貴大さんを出産しており、良き妻だけではなく良き母親として芸能界で活動する息子を支えています。