前田さんは、ベース・コーラスを担当されていました。
小学4年生このころから音楽でのプロになりたいとおもっていたようで、そのきっかげは伯父からたくさんのレコードやレーザーディスクをもらったことでした。

中学の頃には兄からギターを教えてもらっていたようで、その時に兄がしていたバンドのベーシストからベースを借りたときに初めてベースというものを知ります。

この中学性のころにレミオロメンのメンバーであるむ藤巻亮太さんと神宮司治さんに出会います。
その二人と同じ高校に入学し部活もブラスバンドと一緒にしていましたが、前田さんは高校を中退してしまいます。

高校を中退した前田さんは上京し音楽の専門学校に入学し、そこで出会った先生がロンドンの出身だったことから1年ほど留学をしています。

専門学校時代に浜崎貴司さんのソロ活動時のベースオーディションがあることを同級生から教えてもらいオーディション受け見事合格しスタジオミュージシャンとして活動を始めます。

スタジオミュージシャンをしていた20歳のころに藤巻さんから声をかけられ、スタジオミュージシャンというキャリアを捨て「レミオロメン」の活動に専念しながらも、他のアーティストの楽曲参加や楽曲の提供を行っていました。

前田さんも結婚されていますが、いつ結婚してどんな方と結婚したなどという情報は一切でてきませんでした。

フライングキッズ…バック演奏
甲斐名都
SMAP「真冬のラブレター」
ammoflight「sewing a moment」　他

神宮司さんはドラムを担当しており、自身のドラムスティックには動物の中で一番好きな鳥の「オサ鳥」というマイキャラを描いています。

実家は自営業をされており、3人兄弟の次男として産まれています。
中学1年生の時にドラムを始め、高校入学するとブラスバンド部に入部し打楽器を担当するも、た藤巻亮太さんと前田啓介さんとバンド「おさむさんバンド」結成すると退部しました。

けれど、親に音楽を続けることを反対されてしまいます。
しょうがなく指定校推薦で理系の大学に進学するも1年で中退してしまし、その後興味があった医療系の看護学校に通います。

看護学校1年目の時に藤巻さんと前田さんい誘われレミオロメンのメンバー参加するも、本気でプロを目指している2人と学校に通いながらバンド活動をしている自分との間に気持ちの差がでてしまいます。

そのため、二人からは何度も脱退を勧められたこともありましたが、看護学校を休学しレミオロメンの活動をメインにすることを決意します。

音楽以外では、オリーブオイルソムリエの資格を取得しています。

「粉雪」を発売し大ヒットを記録し、2009年には第60回NHK紅白歌合戦に初出場を果たします。

その後も全国らライブツアーを行うなど順風満帆に見えていたレミオロメンはなぜ人気絶頂の中、活動を休止することになったのでようか。
その理由を調べてみました。

藤巻さんはレミオロメン活動休止の理由を2015年のインタビューでこのように語っています。

「レミオロメンを10年やってきた中で、レミオロメンの文脈とは違ったり、バンドで共有するにはあまりにもプライベートなことを歌として吐き出したいと思ってしまったんです。
2010年に結成10周年のツアーを回った時に、ツアーが終わったあと、自分にとってリアリティーを持って歌えることが何かを考えたら、そこに触れないわけにはいかないと感じてしまった。
ここでその自分の中に溜まったドロッとしたものに向き合っておかないと、これから先やっていけないと思いソロとして活動をスタートさせました。」

そして、「10周年のタイミングで、レミオロメンに向かって行く気持ちの他に、それぞれやってみたいことがあった。レミオロメンと共存できれば良かったんですけど、そこはやっぱりエネルギーの持って行き方とか、人生に対する捉え方がそれぞれ違うわけで。レミオロメンに所属しながら何かをやりたいのか、それとも個人のことにどっぷり没入してやりたいのかっていう。」と話しています。

小学校4年生のころから音楽でプロになることを思っていた前田さんだからこそ、自分たち思うようにできない心苦しさがあったのではないでしょうか。

「自分が信じて続けてきた音楽が、いつの間にか「やらされる仕事」になってしまった
自分は風のない日にヨットは出さない性格。周囲に言われ音楽をやらされた瞬間、つまらないものしか作れなくなってしまうから」と明かしています。

「粉雪」で爆発的に売れ人気が一気にでたので、昔からのレミオロメンの楽曲と事務所からの要望の楽曲を考えた時に、自分達がもとめる音楽ではなくなってきたのかもしれませんね。
だからこそ、一度立ち止まって向き合いたいと思われたのでしょう。

ネットで活動休止と調べると、メンバーが不仲で解散と言う情報をよく目にします。
そこで本当はどうなのかを調べてみました。

藤巻さんのインタビューで、今後のレミオロメンについて話しています。
「メンバーの意見がそろわないと始まらないんだけど、少なくとも自分の意志としては、いつかちゃんとまたレミオロメンをやろうと決めた」と語っており、この藤巻さんの言葉だけで3人が不仲ではないことが分かるような気がします。

さらに、2017年に発売されたアルバム「北極星」では、ドラムの神宮司治さんとベースの前田啓介さんが参加しています。

2人が参加したきっかけは、藤巻さんが前田啓介さんと神宮司治さんにデモを送り「あれこれあと付けの理屈を付けて作品を作ってきたけど、3枚目のアルバムにして、生きていることがそのままアルバムになるような作品ができそうなんだ」と話すと前田啓介さんと神宮司治さんは「弾くよ」「叩くよ」と言い、このアルバムに参加することになりました。

その時の様子は、「久しぶりに一緒にスタジオに入ったんですけど全然変わらない。啓介は相変わらずうまいし、治は明るいし（笑）」と話しており、久しぶりに3人で音楽に携われてうれしい気持ちが伝わってきますね。

仮に不仲だったらアルバムの楽曲に参加などしないのではないでしょうか。
そして、藤巻さんとしてはいつかまたレミオロメンとして活動していきたいと考えているようなので、不仲で解散するということはなさそうですね。

現在は活動休止中なのでレミオロメンとしての活動はありませんが、メンバー各々ソロで活動をされています。