2018年に発売されたヤガミトールの自伝「1977」。
自伝では幼少期から現在までのエピソードが記され、バンド結成秘話やBUCK-TICKのことから自身の結婚のこと、嫁や子供の話題など私生活のことまで、ヤガミトールの半生が赤裸々に語られました。

発売当時、ドラムを始めて41年・BUCK-TICKとしてデビューして31年というベテランの域に入ったヤガミトール。
彼が自伝で明かした数々のエピソードの中でもBUCK-TICK結成秘話は必見です。

弟の樋口豊に無理矢理連れ去られて上京することになったエピソードは有名ですが、自伝では当時の自身の気持ちが語られました。

将来を考えられず地元でくすぶっていたことが明かされ、プロのバンドマンになるために東京でその道を突き進む弟にコンプレックスを持っていたことも語られています。

弟の樋口豊が無理矢理に加入させなければ今のBUCK-TICKは無かったと思うと、運命や夢を叶えようとする力の強さを感じますね。

自伝でも明かされていますが、ヤガミトールは2度の結婚を経験しています。
1995年に33歳で1度目の結婚をして子供が生まれたものの、子供が8歳の時に離婚しました。

2度目の結婚は2006年で、お相手の嫁の情報は公表されていませんがネット上では売れない女優だという噂も囁かれています。

ヤガミトールは私生活を語ることを嫌うようで、結婚や嫁に関する情報はほとんど公表されていません。
子供に関しても娘がいるという程度の情報しか明かされておらず、結婚生活がミステリアスなバンドマンの一人です。

ちなみにBUCK-TICKの他のメンバーは、櫻井敦司が2004年に結婚、星野英彦が2006年、今井寿が2008年に結婚と、00年代に結婚ラッシュがありました。

ヤガミトールは現在もBUCK-TICKのドラマーとして現役で活躍しています。

ソロでの活動もしており、2019年には15年ぶりとなるソロアルバム「WONDERFUL HOME -Thunder ＆ Cold wind-」を自身の57歳の誕生日である8月19日にリリースしました。

BUCK-TICKとしては2020年8月に39枚目となるニューシングル「MOONLIGHT ESCAPE」がリリース。

新型コロナウイルスの影響でエンターテインメントの世界は大打撃を受け、BUCK-TICKもライブやシングルの準備が一旦中止になっていましたが、緊急事態宣言が解除されてから細心の注意を払ってレコーディングされたものです。

現在も日本のロック界の第一線に立ち、衰えることなく最高のパフォーマンスを見せてくれるBUCK-TICK、そしてヤガミトールの今後にも期待していきましょう。

BUCK-TICKのドラム・ヤガミトールの現在までをまとめました。
ロック界の重鎮でありながら今も髪を逆立ててドラムを叩き続け、生涯現役を体現するヤガミトールから今後も目が離せません！