外国の血が入っていてもおかしくない日本人離れした美形で、国籍不明の美しさを持つと言われていた櫻井敦司。

魔力的な妖艶美を持っていた櫻井敦司ですが、やはりその美しさからハーフではないかという疑問が浮上することも。

しかし、櫻井敦司は父母ともに日本人で、ハーフではなく純日本人です。

純日本人ながら彫りが深く整った顔立ちで、BOØWYの氷室京介も「お前は顔がいいからボーカルをやった方がいい」とアドバイスするほどの、同性も認める圧倒的美形でした。

寡黙なボーカリストと呼ばれ、カリスマ性や孤高の存在のイメージがあった櫻井敦司ですが、その性格は実はギャップの塊だったようです。

料理が苦手で、カレーを作ったものの焦がして大失敗したり、猫アレルギーにも関わらず猫好きでファンクラブ会報に愛猫の写真を載せたりと、可愛らしい一面がありました。

家庭環境に問題があった影響で子供の頃から静かで繊細なタイプだったようですが、自身でも神経質でネガティブな自覚があったようで、ポジティブになるよう言い聞かせていると本人が語っていました。

元々持つ性格やバンドマンとしてのイメージの一方で可愛らしさも併せ持ち、ファンから圧倒的な支持を受けていました。

2023年10月19日、KT Zepp YokohamaでBUCK-TICKの公演が行われましたが、櫻井敦司の体調不良により中断となりました。

櫻井敦司は1曲目から体調が優れない様子だったとのことで、2曲目は座り込んで歌い、3曲目を歌い終えたところでスタッフの助けを借りて退場したといいます。その後櫻井敦司は病院に救急搬送されました。

5日後の2023年10月24日、BUCK-TICKの公式サイトで櫻井敦司の訃報が伝えられました。櫻井敦司は、救急搬送された病院でその日の23時時過ぎに脳幹出血のため亡くなったとのことです。

57歳という若さで急逝した櫻井敦司。突然の別れに、関係者やファンの間に衝撃が走りました。

SNS上には追悼コメントが溢れ、櫻井敦司がいかに愛され続けてきたかを改めて感じさせました。

「BUCK―TICK」のメンバーで、ギターの今井寿はSNSで「ずっと、あっちゃんの横でギターを弾いていたかった」と悲しい胸の内を吐露しながらも、ファンへ向け「続けるからね」とバンドの存続を宣言しています。

BUCK-TICK・櫻井敦司の生い立ち、父母兄弟、ハーフ説や性格などをまとめました。
問題のある家庭に育ちながらも、圧倒的な歌唱力やカリスマ性、ギャップのある可愛らしい性格などで多くのファンを魅了してきた櫻井敦司。その歌声を聴けなくなってしまったことが残念でなりません。ご冥福を心よりお祈りいたします。