平成の音楽史に残る活躍で大物作曲家の異名をとった長尾大ですが、2020年に入って薬物で逮捕されるという残念なニュースが飛び込んできました。

2020年7月、「Do As Infinityの元メンバーでミュージシャンの長尾大が覚せい剤取締法違反容疑で宮崎県警に逮捕」というニュースが報じられました。

報道によると長尾大は宮崎県小林市で覚せい剤を所持していた疑いで6月24日に逮捕され、7月15日に起訴、20日には大麻取締法違反容疑でも追送検されたとのことです。

違法薬物である覚せい剤、さらに大麻でも逮捕されたとあってファンは騒然。
近年大物ミュージシャンの薬物逮捕が後を絶ちませんが、長尾大も違法薬物の魔手に囚われたミュージシャンだったとショックが広がりました。

長尾大は逮捕の報道に際し、自身のFacebookを更新してコメントを発表しました。
Facebookの投稿には「多大なご迷惑をお掛けしたことを、深くおわび申し上げます」と謝罪の言葉が綴られています。

Do As Infinityの元メンバー・長尾大の逮捕により、共に活動していた伴都美子は自身のツイッターを更新し、長尾大へのメッセージと思われるツイートを投稿しています。

伴都美子のツイッターには「お前さんの曲に出会って命拾いしたんだぜ。裏切るな、生涯覚えてろよ。バカ野郎」と綴られており、かつての仲間でありDo As Infinityの楽曲の生みの親でもある長尾大への思いが語られました。

長尾大はFacebookの投稿で「ファンの皆様の思い出に泥を塗ってしまったことが何よりも心苦しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです」とも綴っており、彼の楽曲を愛したファンへも謝罪しました。

Do As Infinityを脱退し、個人事務所を設立した長尾大が逮捕され、現在どんな活動を行なっているのかにも注目が集まっています。

長尾大の違法薬物逮捕時の謝罪コメントに、現在の活動について触れる文がありました。
長尾大本人のコメントには「現在、音楽活動から身を引いてしばらく経っており、自らの行動がどれだけ皆様にご迷惑をかけるのかその認識も甘く、このような事態を招いてしまいました。」と綴られています。

現在は「自責と後悔の中、深い自省の日々を送っております」とあり、現在は音楽活動から離れてしまっていることがわかりました。

新たな楽曲制作・提供は行なっていない様子の長尾大ですが、Do As Infinityの楽曲はもちろん、浜崎あゆみの「SEASONS」をはじめとした多くのヒット曲で作曲を担当しているため、現在も年間1000万円程の印税収入があると言われています。

新たな仕事をせずとも多額の収入がある状態で、その稼ぎで東京の一等地に億を超えるスタジオ付きの一軒家を建てたとも言われていました。
この家は現在家族に譲っており、長尾大は沖縄に移住。その後宮崎県に住むようになり、今回の宮崎県警からの逮捕に至ったようです。

長尾大はインスタグラムを「D.A.I」名義で開設していましたが、逮捕後の現在はアカウントが削除され見ることができません。
今後の活動については発表されていませんが、薬物依存から抜け出して再び素晴らしい音楽を生み出してくれる時が来ることを願いたいですね。

Do As Infinityの元メンバー・長尾大の脱退理由と薬物逮捕、現在の様子をお届けしました。
逮捕されたばかりで現在は今後についての発表などはありませんが、罪を償い適切な治療を受け、元気な姿で戻ってきてくれることを願うばかりです。