
BRAHMAN事件の真相!著作権侵害と裁判の判決・現在まとめ
ロックバンド・BRAHMAN(ブラフマン)にまつわる「BRAHMAN事件」の概要と現在に迫ります。バンドとレーベルの間に起きた著作権侵害に関する裁判と判決、バンドのその後をまとめました。メンバー紹介、現在の活動についてもお届けします。
BRAHMANがレーベル・イレブンサーティエイトを相手取り、東京地裁で裁判が行われました。
印税を支払わずCD原盤を製作・販売を続けるレーベルに対し、CDの製造・販売の差止を求めた裁判です。
BRAHMAN側の主張は、実演家の権利としての録音権、譲渡権を侵害するというもの。これらの権利に基づき、レコード(CD原盤)の製造・販売の差止めを求めました。
イレブンサーティエイト側は、楽曲の共同出版契約を交わし原盤製作の権利を受けていることを前提に、著作隣接権の行使としてレコード製造の差止めを求めることはできないとして反論しました。
裁判所の判決
BRAHMAN事件について裁判所は、「CDの製造・販売の差止めを求めることができる」と判決を下しました。
BRAHMAN側の主張が認められる判決となり、レーベルは控訴するものの二審で棄却されたため、判決はBRAHMAN側の勝訴です。
判決後のBRAHMAN
BRAHMAN側の勝利で終わりを迎えたBRAHMAN事件。
メンバーのTOSHI-LOWはその後、事件についてインタビューで「そんなこともあって、メジャーに移籍しました」と、メジャーデビューの裏に裁判沙汰となった事件があったことを告白。
権利や印税についてしっかりとしているメジャーレーベルに移籍したことを明らかにしました。
BRAHMANはメジャーのトイズファクトリーと契約し、1999年にシングル「deep/arrival time」でメジャーデビューを果たします。
トイズファクトリーは1990年設立のレコード会社で、「BUMP OF CHICKEN」や「Mr.Children」など有名どころからアイドルメタルユニット「BABYMETAL」など、幅広いジャンルのアーティストが所属しているレコード会社です。
大手と契約したことで権利や印税など自分達でこなすには難しい問題が解消でき、安心して活動に専念することができるようになりました。
BRAHMANの現在
著作権を巡るBRAHMAN事件で裁判沙汰になったBRAHMANですが、バンドは現在も精力的に活動しています。
2015年にはBRAHMANの結成20周年を記念したドキュメンタリー映画「ブラフマン」が公開され話題を呼びました。
結成20周年を記念して幕張メッセでライブイベント「尽未来際」を開催し、4万5000人を動員して人気の高さを示しています。
現在、バンドは25周年
2020年にバンドは結成25周年を迎えました。
結成25年を記念して、BRAHMANは2020年9月5日・6日にわたり、YouTubeで「ブラフマンの25時間テレビ」を配信しました。
【予告編】「ブラフマンの25時間テレビ(BRAHMAN 25TH 25HOUR TV)」 - YouTube
出典:YouTube
現在世界中が新型コロナウイルスの影響で外出もままならず、音楽ファンにとって一大イベントである夏フェスもほとんどが中止となったことで、BRAHMANはこの状況でもファンが楽しめるようにと自宅で観ることができる動画配信を行ったのです。
過去から現在に至るまでの映像作品を25時間ノンストップで放送するライブ配信はファンの間でも夏の一大イベントとなり、大盛況のうちに終了しました。
「ブラフマンの25時間テレビ」はアーカイブがないため残念ながら現在は見ることができませんが、BRAHMANは最新作として9月30日にニューシングル「CLUSTER BLASTER / BACK TO LIFE」をリリース。
待望の新曲に加えてコラージュアーティストの河村康輔がアートワークを手掛けたとあって、大きな話題を呼んでいます。
ライブやイベントが軒並み中止となり暗い雰囲気になりがちな現在の状況でも、音楽シーンを賑わせてファンのみならず音楽を愛する大勢の人を楽しませてくれるBRAHMAN。今後の活動にも期待したいですね!
まとめ
著作権を巡るBRAHMAN事件の概要、裁判での判決から現在までをお届けしました。
音楽シーンに欠かせない存在となったBRAHMANのこれからにも注目していきましょう!