桑田佳祐さんも声を潰そうと思い立ち、自宅の部屋にこもってウィスキーでうがいをしながら、枕に顔を押し付けて大声を出し続けていたと言います。

その甲斐あって、特に若い頃はしゃがれ声が際立つ楽曲が多かったようです。

現在では、ごくごく当たり前となった歌番組での歌詞の字幕表示ですが、なんとそのきっかけは桑田佳祐さんだったようです。

サザンオールスターズがある歌番組で、デビュー曲「勝手にシンドバッド」歌ったところ、桑田佳祐さんのあまりの早口に視聴者は聴き取ることができず、テレビ局には「歌詞がわからない」と苦情が殺到したのだとか。

今となってはお馴染みの歌詞ですが、当時は到底聴き取れなかったことでしょう。と言うか、あまりに詰まりすぎてちゃんと発音できていない部分もありますしね（笑）

ただ、そこがサザンオールスターズの良いところでもあったわけですが、テレビ局が視聴者からの苦情に対応するために、以降、歌番組で歌詞の字幕が表示されるようになったようです。

当時、大人気だった「8時だョ！全員集合」にも度々出演していたのですが、高木ブーさんがドリフターズからの脱退を希望した際には、桑田佳祐さんが代役として候補に上がったという裏話があります。

実際に、リーダーのいかりや長介さんとの面談も行われたそうで、まかり間違うと桑田佳祐さんがドリフの一員になっていた可能性もあったようです。

桑田佳祐さんはデビュー当初から、長門裕之さんにソックリと話題になり、「親戚なのでは？」と盛んに噂されていたようです。

中には「長門裕之の隠し子」なんて話まで…

確かに似ています。もちろん他人の空似などではなく、長門裕之さんの嫁である南田洋子さんも、桑田佳祐さんにあった際「似てるわねぇ」と感心したというのは有名な話のようです。

ファンサービスに厚いことで有名なサザンオールスターズ。ファンレターはすべてメンバー全員が目を通しており、返信ハガキが同封されていたものには、時間が許す限り返信を書いているそうです。

いかがでしたでしょうか。

桑田佳祐さんの生い立ちと、父親や母親、たった1人？の兄弟である姉・えり子さんという実家の家族、さらに桑田佳祐さんの若い頃の知られざるエピソードを厳選してまとめてみました。

桑田佳祐さんの類い稀なる音楽性は、どうやら新しもの好きだったという父親・久司さんと大のビートルズファンだった姉・えり子さんの影響が大きいようですね。