「私は“話し合うこと”が大切だと思います。二人がいい刺激を与え合って、新しい自分が創られていく、夫婦という形が形成されていくことはとても素晴らしいこと」

「その点、彼はとても丁寧に想いを伝える努力をしてくれます。ある時、些細なことだったと思うんですけど、わざわざ手紙をもらったことがあるんです。その時、彼の律義さというか、真面目さに惹かれましたね」

買い物をしていた持田の傍らには、おそらく夫であろう30歳代前半のロン毛で細マッチョの男性の姿があった。180センチほどの長身の彼は、鍛えられたふくらはぎがハーフパンツから覗いている。日焼けした肌も手伝い、さすがインストラクターといった風貌だ。

２人は野菜や鮭などの生鮮食品を購入。仲睦まじく商品をレジ袋に収める姿は幸せそのものだ。

熱帯夜もやや落ち着いた8月下旬。20分ほどの買い物を終えると持田は乗ってきた自転車に跨がり、イケメンは徒歩で帰路に就いた。今年で結婚５年目の持田。いまも夫婦仲は変わらず、“新婚”モード継続中のようだ。

今年に入ってからもメディアに出演するのはギターの伊藤一朗ばかりで、持田の体調不良もささやかれていたという。しかし、その理由は持田の知人が明かすところによると、昨年末に第1子を出産し、産後間もないので自宅で過ごす時間が多い上に、限られた人しか出産の事実を知らなかったためだという。

持田の結婚から6年。待望の第1子妊娠と言えるが、妊娠当時は43歳。いわゆる高齢出産に当たり、ファンや仕事関係者にも伏せられていたのは心配をかけたくないという思いもあったという。

現在は、同居している両親から子育てのサポート受け、不安も軽くなっているという。母親に赤ちゃんを預け、少しの間出かけるのが持田のリフレッシュになっているとか。