一目惚れしたのに、何も言えず終わってしまった恋。誰でも心当たりのありそうな記憶が、[君を乗せたタ暮れの汽車が まっすぐ帰りを急いだ]など、青春小説のような情景とともに描かれ、物語性を感じさせる名曲です。

「始まりの朝」は、藤原の高校入学時のワンシーンをテーマにした楽曲とれ、吹奏楽部に入部して音楽にのめり込んでいった自分の姿を描いたと語っています。新生活を始める不安に打ち勝つための応援ソングとしても人気です。

ミニアルバム『ラブとピースは君の中』に収録された曲で、全体的にポップな曲調で、元気が出る曲として人気を博しています。明るい感じでライブで一緒に歌って盛り上がることができる曲としてもファンの間で知られています。

「君からのSOS」を受けて、駆け付けてゆく「僕」の心情が描かれた曲で、普通にLINEでやりとりをしていたけど、そのLINEの裏にあると透明なメッセージ、第二のメッセージ（Second LINE）に気づいたよという意味をタイトルに込めています。この曲は「コーヒーとシロップ」の延長線上をイメージしたといわれています。

「What’s Going On?」は、Official髭男dism初のEP作品で、厳しい現代社会を生き抜くための智慧を授けてくれる楽曲です。Official髭男dismのパブリック・イメージを覆すような歌詞とサウンドが話題になり、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」からの直接の影響が大きい楽曲とされています。

「パラボラ」は、2020年4月10日にポニーキャニオンから配信された楽曲で、アサヒ飲料の「カルピスウォーター」CMソングとして作られました。新しい生活をする人を応援してくれるような歌で、新しい生活への期待やワクワクを高めてくれ応援ソングとして人気です。

「最後の恋煩い」は、地上波スペシャルドラマ『U-NEXT　presents あと3回、君に会える』の主題歌に起用されたことで話題となりました。失恋ソングの陽に聴こえますが、ポップでリズミカルなメロディは明るささえ感じます。

比喩表現が多用されながらも非常に明快な歌詞が特徴的で、主人公は青春の真っただ中にいる少年です。この世界から飛び出した先には、いったいどんな景色が広がっているのだろう。そんな期待に胸を膨らませている少年を表現しています。

通算2作目のシングル「Pretender」のカップリング曲として発表された「Amazing」は、小笹大輔によるハードなギター・リフで幕を開け、全編に渡って懐かしいアメリカン・プログレッシブ・ハードロックの薫りがする人気の楽曲です。「Amazing」の歌詞の背景には閉塞感を日に日に増してゆく日本社会の現状へのアンチテーゼが含まれ、鬱屈した現状を打ち破って前へ進んでゆきたいという力強いメッセージが込められています。

『ゼロのままでいられたら』は2016年リリースのミニアルバムに収録されている、スローテンポでピアノの旋律が映える楽曲です。あたたかさや優しさを感じさせるメロディは、まるで聴く人を包み込むような雰囲気を持った、遠距離恋愛をテーマにしたラブソングです。

2018年に発表した「ESCAPADE」は、とにかく素敵な女性に出会って舞い上がる男性の心理をハッピーに描いた楽曲です。理想の女性と出会って瞬時に恋に落ちた男性の浮かれる気持ちを豊富な語彙を用いて歌詞にしており、心躍る様子が見て取れます。