このように徹底して露出を拒み、本名などプライベートな情報は一切公表しなかった正体不明の謎のシンガーソングライター「森田童子」は、デビューから約8年の間に、アルバム7枚、シングル4枚をリリースして、1983年、ひっそりと芸能界から姿を消しました。

引退会見はもちろん、引退の告知すらすることもなく…。

森田童子さんは音楽活動をしていた頃から、徹底して素顔を見せたことがなく、本名や具体的なプロフィールについても非公開となっていました。

プライベートな部分をほとんど見せなかった森田童子さんですから、結婚した時期も特に公になっておらず、少なくとも1983年以降に結婚したということが分かってるくらいで、夫や子供についてのプライベートな情報は全く公開されていませんでした。

ただ、親しい関係者の証言などから、どうやら森田童子さんのマネージャーを担当し、その後、イラストレーターとしても活躍した前田亜土さんと結婚し、子供にも恵まれたと言われています。

そんな森田童子さんの夫と思われる前田亜土さんの画像がこちら。

森田童子さんは芸能界を引退していからは、専業主婦として子育てに専念しており、その後、何度か注目が集まる機会があったものの、二度と表舞台に姿を見せることはありませんでした。

なお、森田童子さんの夫と言われている前田亜土さんは、2010年に既に他界されています。

そんな森田童子さんの突然の訃報が届いたのは、2018年6月1日のことでした。

しかし、森田童子さんが亡くなったのは、それよりも1ヶ月以上も前の2018年4月24日未明だったようです。

と言うのも、森田童子さんが亡くなってしばらくした後、遺族側から「日本音楽著作権協会(JASRAC)」に楽曲の権利変更の手続きが行われたことで、JASRACが森田童子さんの死去を把握。

そして、その旨をJASRACが同年6月1日発行の会報に掲載したことで、森田童子さんの死去が一般の知るところとなったわけです。

芸能界を引退する時ですら、特に告知することもなくひっそりと姿を消した森田童子さんですから、いかにも彼女さんらしい最期と言えますね。

また、森田童子さんの死因については、後日、“心不全”だったことが報じられました。

関係者によると、森田童子さんは亡くなる1年ほど前から体調を崩し、入退院を繰り返しており、自宅で亡くなった2018年4月24日は、退院して自宅に戻った矢先のことだったそうです。

享年66歳の若さでした。

この動画にとっても感慨深いコメントが寄せられていたので、最後にご紹介します。

いかがでしたでしょうか。

素顔や本名、プライベートなどすべてが謎のまま芸能界を去った、伝説の歌姫・森田童子さんの経歴を振り返るとともに、夫や子供、自宅で亡くなったという森田童子さんの死因についてまとめてみました。

最後になりましたが、森田童子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。