曲が始まった途端、跳ねるようなリズムの重低音に驚かされたという方も多い「春ひさぎ」。以前に引き続いてn-buna氏ならではのピアノやギターのリフが顔を覗かせるのも、これまでとは全く違った曲調に不思議とマッチしています。

「踊ろうぜ」は、アップテンポな曲調で、聴いているだけで自然と元気が出てくる楽曲として人気を博しています。詞もメロディーもストレート感が満載でヨルシカの隠れ名曲とされています。

「花人局」は、ヨルシカの3rdフルアルバム『盗作』に収録されている楽曲で、歌詞を丁寧に見ていくと、主人公の葛藤を苦しいほど綺麗に読み解くことができる名曲です。

このアルバムの主人公となるエルマは、前作の主人公であるエイミーからの手紙を受け取ったところから物語が始まります。各楽曲がどういうアンサーをしているのかを細かく見ていくことで、エルマという人物像や二人の関係性が浮かび上がるようになっています。

「エルマ」は、メインにしっかりとしたストーリーがあって、それに寄り添って楽曲が作られており、n-bunaの世界観とsuisの天使の様な声でヨルシカの音楽に引きこまれるヨシカの代表曲のひとつです。

「夜紛い」は、2019年にリリースされた「だから僕は音楽を辞めた」に収録されている楽曲です。「パレード」の続きの曲で、映画「君の名は。」など多くの名作品を生み出している有名映画監督である新海誠氏も絶賛する人気作品です。

「神様のダンス」は、アルバム「エルマ」に収録されている楽曲です。軽快なギターの演奏が効いたイントロから始まるのが特徴です。｢人に笑われたくないから｣という歌詞は、ヨルシカの別の曲である『ヒッチコック』にも同じ歌詞が含まれている。このように、ほかの曲を連想させる歌詞が散りばめられていてそれを探すのも一種の楽しみでもあります。

「花に亡霊」は、2020年にリリースされたアルバム「盗作」に収録されている楽曲で、アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』の主題歌になっています。ヨルシカを知らない人も、こちらの曲でヨルシカを知った方も多かったとされています。

「八月、某、月灯り」と同じような曲調で、とてもbpmが高くテンポがいい曲です。とても透き通った曲で、聞いているだけで心地よくなるというファンが殺到しています。

「詩書きとコーヒー」は、ヨルシカの2ndアルバム「エルマ」の楽曲に関連している曲です。「詩書きとコーヒー」もエルマが関連していますが、主人公との関係が複雑に絡み合っており、聞く側によって受け取り方に違いが出てくる、考えさせられる楽曲です。