アウトローな雰囲気をウリに俳優や歌手として活躍していた押尾学さんでしたが、2009年8月2日、六本木ヒルズのタワマンの一室で合成麻薬MDMAを使用。

この時に一緒に薬物を使用した不倫相手の銀座ホステス・田中香織さんの容体が急変したにもかかわらず、そのまま放置して死亡させたとして、麻薬取締法違反および保護責任者遺棄罪で逮捕されました。

元々はR＆Bバンド「ラッツ＆スター」のメンバーとして活躍したミュージシャンでしたが、後年は志村けんとの名コンビで人気を博したお笑いタレントとしてのイメージが強い田代まさしさん。

そんな田代まさしさんは、人気絶頂の中、のぞき行為により東京都迷惑防止条例違反で逮捕、書類送検されたことから転落が始まり、その後も覚せい剤や盗撮などで度々逮捕されています。

中でも2010年9月16日に、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された際の、痩せ細り、うつろな目をした田代まさしさんの姿は世間に衝撃を与えました。

1980年代を代表する清純派アイドルであり、“のりピー”の愛称で多くのファンに愛されていた酒井法子さんでしたが、2009年8月3日、元夫で自称プロサーファーの高相祐一さんが覚せい剤所持容疑で逮捕されました。

酒井法子さんは元夫の逮捕を知り、逃亡を図るのですが、5日後の8月8日に出頭したことで、酒井法子さんも同容疑で逮捕され、色んな意味で世間に衝撃を与えました。

そんな酒井法子さんも、2013年に「さんまのまんま」への出演をきっかけに、芸能界に復帰したのですが、薬物逮捕のダメージは想像以上に大きかったようで、現在もあまり目立った活動を行っていないようです。

日本を代表するシンガーソングライターとして活躍していた槇原敬之さんでしたが、1999年8月26日、覚せい剤取締法違反で逮捕されたのですが、この逮捕により男性と同棲していたことも発覚し、同性愛者であったことも大きく報じられ、世間に2重の衝撃を与えました。

出所後は、再び音楽活動を再開し、SMAPの名曲「世界に一つだけの花」などの名曲を生み出すなどの活躍を魅せていた槇原敬之さんでしたが…2020年2月13日、覚せい剤や危険ドラッグを所持していたとして再び逮捕されています。

中学時代から雑誌モデルとして活躍し、その後も女優や歌手などとして活躍していた沢尻エリカさんでしたが、2019年11月16日、東京目黒区の自宅で合成麻薬MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されました。

その後の捜査により、沢尻エリカさんは合成麻薬MDMAにとどまらず、LSDにも手を染めており、しかも、相当な期間薬物を使用していたことが判明し、世間に大きな衝撃を与えました。

なお、当時の沢尻エリカさんは、2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に、斎藤道三の娘であり、織田信長の妻となる帰蝶（濃姫）役での出演が決まっており、撮影も既に始まっていた中での逮捕劇でした。

いかがでしたでしょうか。

これまで様々な歌手・ミュージシャンが薬物事件を起こし、その度に大変な話題になっていますが、そんな中でも世間に対する衝撃度が大きかった25名を厳選し、「歌手・ミュージシャンの薬物事件 衝撃ランキング」と銘打って、ランキング形式でまとめてみました。

最後になりましたが、選抜した基準やランキングの順位付けについては、あくまで筆者の個人的な主観に基づくものですので、参考程度に楽しんでいただければ幸いです。