yama（歌手）はその後、ボカロPの猫アレルギーの楽曲「bin」を歌った動画がTikTokでバズり、これがきっかけで歌手としてブレイクします。同楽曲は音楽ユニット「BIN」の名前の由来にもなっていて、同ユニットには猫アレルギーも参加することになります。

yama（歌手）と言えば「春を告げる」が代表曲として挙げられますが、同楽曲が大ブレイクしたことで歌手として大きな成功を掴みます。「春を告げる」はyama（歌手）のインディーズ1stシングルで、音楽ストリーミングサービス「Spotify」ではいきなり2位にランクインするなど快進撃を見せます。

yama（歌手）は2020年10月21日に「真っ白」という楽曲でメジャーデビューを果たしていて、同楽曲は大手レコード会社「ソニー・ミュージックレーベルズ」からリリースされました。同楽曲はAbemaTVのドラマ「恋愛ドラマな恋がしたい～Kiss On The Bed～」の主題歌にも採用されています。

2020年12月にYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にて、yama（歌手）の「春を告げる」のパフォーマンス映像が公開されました。yama（歌手）にとってはこれがメディア初登場となっています。翌月には同じく「THE FIRST TAKE」で「真っ白」の歌唱シーンを披露し、圧倒的な歌唱力を見せつけました。

yama（歌手）は2021年2月に初となるCDシングル「麻痺」をリリースしました。この曲はアニメ「2.43 清陰高校男子バレー部」のOPテーマ曲に起用されています。

yama（歌手）は2021年2月に「ミュージックステーション」に出演し「春を告げる」を披露しました。音楽番組への出演は初めてということで大きな注目を集めましたが、パーカーに手を入れたまま歌う姿や、素っ気ない対応から態度が悪いとの声もあがっていたようです。しかし、yama（歌手）は出演後に「心臓がバクバクだった」とツイートしており、極度の緊張状態にあったための言動であったと思われます。

yama（歌手）は2021年3月に初の有観客ライブとなる1st LIVE TOUR「meaning of life」を開催すると、同年9月にも全国ツアー「yama “the meaning of life” TOUR 2021」を開催するなど、現在はファンの前に姿を見せ精力的に活動を続けています。「JAPAN JAM」や「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」などの野外フェスにも出演し活動の幅を広げています。

yama（歌手）は、「真っ白」に続き「カーテンコール」や「スモーキーヒロイン」がABEMA配信の「恋愛ドラマな恋がしたい」の主題歌となったり、「Sleepless Night」が月9ドラマ「ナイト・ドクター」のオリジナルナンバーとなったりと多くの曲がタイアップ曲となっていることで幅広い世代から支持を得ています。2022年には「色彩」が人気アニメ「SPY×FAMILY」のエンディングテーマとなったことでも話題となりました。「くびったけ」は2022年公開の映画「線は、僕を描く」の主題歌となっています。