「羅生門」は、2006年6月7日にリリースされた楽曲で、芥川龍之介そして黒澤明監督で映画化された『羅生門』を題材にした”正義の為､愛の為今こそ男は立ちあがらなければならない”というメッセージが込められた名曲です。

2001年4月11日にリリースされた楽曲で、「大志（こころざし）」「風に立つ」に続く人生の応援歌です。これまではどちらかといえば男性を応援する曲が多かった坂本冬美でしたが、この曲は男女にとらわれず、人間として境涯を高めようというメッセージが込められています。

「祝い酒」は、1988年4月26日に発売された坂本冬美の3枚目のシングル曲で、昭和時代としては最後のシングルです。第30回日本レコード大賞・金賞（大賞ノミネート）受賞、坂本自身同曲のロングセラーにより、1988年末の「第39回NHK紅白歌合戦」へ初出場を果たした曲でもあります。

「あばれ太鼓」は、坂本冬美のデビュー・シングルで、1987年の第29回日本レコード大賞・新人賞、及び第20回日本有線大賞・最優秀新人賞を受賞した人気作品です。小倉の祇園太鼓をモチーフにした男歌で、オリコン最高19位、80万枚を超える売上を記録するなどヒット作品となりました。

「桜の如く」は、2011年05月17日に、デビュー25周年を迎える坂本冬美の記念シングルとしてリリースされた楽曲です。日本人の心の花である”桜”のように力強く、深く生きていこうというメッセージを込めた現代の応援歌として人気を博しました。サウンドに東京スカパラダイスオーケストラを起用するなど、アップテンポな楽曲で、世代を超えて支持される作品となっています。

「夜桜お七」は、1994年9月7日に発売された坂本冬美のシングルです。「お七」とは八百屋お七のことで、自己主張する現代的な女性像を、八百屋お七になぞらえた作品になっています。NHKの『コメディーお江戸でござる』の歌謡コーナーのオリジナルソングとして発表され、『NHK紅白歌合戦』（NHK）では、通算7回も歌唱、坂本自身紅白では一番多く披露した名曲です。

「また君に恋してる」は、ビリー・バンバンのカバーバージョンで、”シンガー坂本冬美”が抜群の表現力で歌い上げている人気の楽曲です。焼酎「いいちこ」のCMにも起用されていることから知名度は抜群で、坂本冬美といえば「また君に恋してる」の名をあげる人も多く、最もヒットした人気曲とされています。