名前：知久 寿焼（ちく としあき）
生年月日：1965年2月10日
出身地：埼玉県川口市

1980年代から2000年代にかけて活動し、大人気フォークロックバンドとして一世を風靡した「たま」のメンバー、知久寿焼。

「たま」は1984年に結成されたフォークロックバンドで、TBS系深夜番組「三宅裕司のいかすバンド天国」通称：イカ天に出演したことで注目を浴び、1990年にシングル「さよなら人類/らんちう」でメジャーデビューしました。

メジャーデビューシングルにして約60万枚を売り上げるヒットを記録し、オリコン初登場1位を獲得。NHK紅白歌合戦に出場を果たすほどの人気を獲得しました。

「たま」の活躍は社会現象的ブームとなり、「たま現象」と呼ばれるほどに。
2003年に解散するまで、多くのファンを魅了し続けました。

バンド「たま」は、個性的で独特な世界観の音楽と演奏パフォーマンスを武器とし、デビュー当時から現在まで「天才集団」と呼ばれていました。

メンバーそれぞれが作詞作曲ができ、その時々で取り入れる音楽ジャンルがロックからジャズまでと幅広いものの、どんな音楽でも「たま」が演奏すればそれが「たま」の個性になると絶賛されています。

また、白いランニングシャツに半ズボンという衣装を着るメンバーがいたり、イケメンなベーシストがいたりと、ルックス面でもギャップのある雰囲気を醸し出していました。

曲調や歌詞、演奏パフォーマンスに「たま」にしか出せない個性が爆発しているのが彼らが天才集団と称される所以ですが、中でも知久寿焼の声質は「たま」に欠かせないものとなっています。

天才・知久寿焼の声質、歌声は「たま」の世界観を作り上げる大きなピースの一つです。

少し不思議で、一度聴いたら忘れられないような独特の声。ファンタジーさもありながら、男性特有のざらつきもある。
そんな歌声で様々なジャンルの音楽をミックスした「たま」の曲を歌い上げ、世界観を構築する。
誰にも真似できない知久寿焼だけが持つ声の魅力が、天才と呼ばれる理由です。

知久寿焼の写真を見るとわかるように、彼には前歯が一本ありません。

なぜ歯がないのか、そしてなぜ歯を治さないのかと疑問に思っている方も多いようですが、知久寿焼の歯がない理由はメンバーの石川浩司が明かしています。

石川浩司のツイッターによると、知久寿焼は酔っ払った時に路上ででんぐり返しをして、地面に歯をぶつけて歯が折れたと明かされています。

虫歯や人との喧嘩で歯が折れたのではなく、酔っ払ってでんぐり返しをしたのが知久寿焼の歯がない理由でした。

知久寿焼の両親は熱心な創価学会信者であったことが本人の口から語られています。
幼い頃は父親・母親に連れられて集会に参加させられていたようですが、だんだんとそれが苦になり半ば家出のような形で父親の元を離れました。

高校へは友人宅から通っていたようですが、高校在学中に母親が病気で亡くなり、そこから父親と兄と三人暮らしとなりました。

しかし、母親が亡くなったことで父親が精神的に病むようになり離れて暮らすように。
その後、父親は「たま」がメジャーデビューした後に交通事故で亡くなったことが本人の口より明かされました。

兄については特に語られることがないため存命だと考えられますが、知久寿焼とその兄は随分と壮絶な子供時代を過ごしたようですね。

知久寿焼が病気という噂が浮上していますが、知久寿焼が重い病気にかかっているという情報はありません。

前述したように高校在学中に母親が病気で亡くなったこと、その後父親も精神的な病気となったことなど、家族が病気になってしまった事実はありますが本人が病気であるという話はなさそうです。

ただ、病気ではありませんが幼少期に夜尿症（おねしょ）に悩んでいたという話は本人が語っています。

知久寿焼の気になるプライベート、彼女や結婚の話題について調査しました。

2007年頃には彼女がいたという情報があり、結婚はしていないものの知久寿焼のライブに彼女がよく来ていたことがわかっています。

その彼女と現在結婚しているかどうかは不明でしたが、知久寿焼もすでに還暦も目前に迫ってきた年齢であるため、結婚していてもおかしくはないですね。