ヴァイオリニストの両親から誕生したギドン・クレーメルさんは、1969年のパガニーニ国際コンクール、1970年のチャイコフスキー国際コンクールなどで優勝を飾っている超大物ヴァイオリニスト。指揮者としても活動を行っており、世界的な名声を獲得しています。

日本語訳版も出版された書籍「ヴァイオリンは語る」を手掛けたヴァイオリニストでもあるジャック・ティボーさん。生前はヴァイオリニストとして絶大な支持を獲得していましたが、搭乗していたロッキードコンステレーションがアルプス山脈に衝突したことで発生したエールフランス178便墜落事故に巻き込まれ、1953年9月1日に亡くなられました。

音楽の都であるウィーンで生まれ、生前はヴァイオリニスト、作曲家として名声を得たフリッツ・クライスラーさん。作曲家として「Liebesfreud」「Liebesleid」「Schon Rosmarin」を手掛け、全3部作「Alt-Wiener Tanzweisen（ウィーン古典舞曲集）」として世界中で親しまれています。

生前は、「ヴァイオリニストの王」とも呼ばれたほどの天才ヴァイオリニストであったヤッシャ・ハイフェッツさん。「ジム・ホイル」名義で作曲家としても活躍したヴァイオリニストであり、孫のダニー・ハイフェッツさんはアメリカのドラマーとして活動を行っています。

5歳の頃からヴァイオリンとヴィオラを学んだダヴィッド・オイストラフさんは、ロシアが生んだ天才ヴァイオリニスト。息子のーゴリ・オイストラフさんもヴァイオリニストであり、世界的な活躍を見せています。

ヴァイオリンを愛する人なら「ニコロ・パガニーニ」の名を知らない人はいないはず。ロマン派音楽の時代に活躍した伝説のヴァイオリニストであり、ヴィオリスト、ギタリスト、そして作曲家としても名声を得ました。

ヴァイオリニストとしての実力・才能は現代にも語り継がれており、「悪魔に魂を売り渡した代わりにヴァイオリンの演奏技術を手に入れた」という噂も流れたとのこと。作曲家としては「24 Capricci」「moto perpetuo」など多くの名曲を生み出しました。

30名の偉大なヴァイオリニストたちをご紹介しましたが、海外にはまだまだ多くの天才ヴァイオリニストたちが、現在も音楽を通じて全世界に感動を与えています。日本にも多くの天才ヴァイオリニストたちが活躍しているので、日本・海外のヴァイオリニストたちに、これからも注目しましょう！