2016年5月18日、ラッパーのZeebraさんがMCを務めていた、フリースタイルラップバトルの番組「フリースタイルダンジョン」で、埼玉県春日部出身の実力派ラッパー崇勲（すうくん）さんと100万円の賞金がかかったバトルに、ラスボスとして勝利した般若さん。

試合終了後、般若さんはカメラに向かって次のように、KREVAさんに宣戦布告をしたのです。

と言うのも、前述したようにKREVAさんは、「B BOY PARK」が始まった1999年から2001年まで三連覇を達成し、フリースタイルラップバトルのレジェンドとなりました。

一方の般若さんは、KREVAさんが一線から退いた後の、「B BOY PARK 2002」で準優勝、「UMB2008」で優勝するのですが、全盛期がKREVAさんと被っていないことから、対戦が実現しなかったようです。

そのため、どちらが最強のフリースタイルラッパーなのか決着をつけたかったのではないかと言われてます。

それがこちら。

解釈のしようによれば、宣戦布告した般若さんへのアンサー・ラップとも読めるんですよね。KREVAさんお得意の即興ラップで、般若さんに返答したのでは？と、思われたのですが…

しかし、実はこのラップは即興ではなくて、翌日レコーディングする予定のKREVAさんの新曲だったようです。

それでもラッパー界隈では、KREVAさんが何らかの反応をしたことで、いよいよKREVAさんと般若さんのバトルが実現するのかと、ザワつき始めることに…。

そんな周囲の状況についに放置できなくなったKREVAさんは、その直後に公式Twitterにて般若さんに正式に回答するんですよね。そのツイートがこちら。

確かに、既に第一線を退いて久しいKREVAさんにとっては、ブランクを押してまで般若さんとバトルすることって、リスクこそあれメリットはほとんどありませんもんね。当然と言えば当然の結果かと。

いかがでしたでしょうか。

日本におけるフリースタイルラップバトルの最初の公式大会である「B BOY PARK」で、1999年～2001年まで3連覇を果たした、「KICK THE CAN CREW」のMCを務めていた、KREVAさんのラップの実力と、般若さんの宣戦布告をキッパリと断った一件についてまとめてみました。