ちなみに、この「シンデレラ・リバティー」は、作詞に三浦百恵さん、作曲にアンルイスさんを迎えるという力の入れようで、ポップス界としては異例の34歳という大変な遅咲きデビューとなりました。

しかし、その直後の同年5月2日にリリースされた、1st.アルバム「WOMAN」は、実に60万枚を超す大ヒットを記録！

このアルバムの収録曲である「ロンリーチャップリン」は、デュエットソングの定番となり、同じく収録された「TAXI」も、今なお鈴木聖美さんの代表曲の一つとして数えられています。

鈴木聖美さんがアマチュアとして、「シャネルズ」のステージの“おねーちゃんコーナー”に飛び入り参加していた頃、その噂を聞きつけた作曲家の井上大輔氏が、そのコーナーのためだけにオリジナル曲を書き下ろしてくれました。

その楽曲が、現在でも鈴木聖美さんの代表曲の一つとして数えられている名曲「TAXI」なんですよね。

この名曲は、これまでにプロ、アマ問わず様々な“のど自慢”たちによってカバーされ、その度に話題になっているようです。

そこで今回、現在もYouTubeで視聴できる鈴木聖美さんの名曲「TAXI」のカバーを、いくつかピックアップしてみました。

さすがに日本を代表するR＆Bシンガー・鈴木聖美さんの代表曲をカバーするだけあって、単に上手いだけでなく、それぞれに味があるんですよね。聴き比べてみると、それぞれに自分らしさを出した歌い方をされていて、とっても面白いですよ。

そして、最後のオチはこの人！

そんな鈴木聖美さんは、2017年にはデビュー30周年を迎え、弟・鈴木雅之さんがプロデュースした2枚組ベストアルバム「GOLDEN☆BEST鈴木聖美～WOMAN SOUL～」をリリースし、話題になりました。

アルバムの発売に当たって行われたインタビューの中で、鈴木聖美さんは今後の歌手活動について次のように語っています。

鈴木聖美さんにとっては、歌を上手く唄えるかどうかだけでなく、カッコ良く歌えることが重要なようですね。