戦慄の曲名が表すとおり、サビまで一気に畳み掛ける、勢いにあふれた名曲で、ライブでは客席みんなで「レッツゴー!」と声を張り上げ、一丸となってバンドを盛り上げるのが定番でした。

タイトルの由来はデヴィッド・ボウイのアルバム『ヒーローズ』と、ボウイの主演映画である『ジャスト・ア・ジゴロ』を足したものといわれています。また、曲間に入るコーラス部分の英詞は、デヴィッド・ボウイの楽曲「チェンジス」の一節を引用しています。

「DRAMATIC?DRASTIC!」は、5枚目のアルバム「BEAT EMOTION」に収録された曲で、のちに出された、ベストアルバム「THIS BOØWY」にも収録されました。1980年初期にはやっていた、Talking Headsを思わせる、ニューウェーブな楽曲として人気を博しました。

「LIAR GIRL」は、BOØWYの6枚目のオリジナルアルバムである「PSYCHOPATH」に収録されている楽曲で、シンセオルガンのような音から始まるこの曲は、最後のアルバムの1曲目というのもあり、人気の高い曲になっています。

「BEAT SWEET」は、イントロのリフからギターソロまで、布袋のギターのセンスの良さが発揮されている人気の楽曲です。どうしても手に入れたい恋を見つけた幸福感と、それがなかなか手に入らない歯がゆさが交錯する、恋に臆病な男の心理を見事に描いた名曲です。

BOØWYのファーストアルバム「MORAL」に収録されている人気の楽曲です。タイトル通り、退学を示唆する楽曲。当時、ライブハウスなどで実際に退学を報告に来た若者がおり、疑問を感じた氷室が一時期ライブでの演奏を封印していた事もあります。中期にも、出来のいいライブの最後に特別に演奏される事があったレアな名曲です。

5枚目のアルバム、「BEAT EMOTION」に収録された人気の楽曲です。ミディアムテンポで、軽快なリズムの、カッティングがきいたギターが気持ちのいい曲です。

歌詞がセクシュアルな内容で、「JUST A HERO TOUR」以降のライヴ･コンサートでは多く演奏された人気のナンバーです。途中にもノイジーなギターとドラムだけのようになったりと、ストレートなロックの母体を損なわないまま、実験性にあふれた展開や録音が特徴です。

「DANCING IN THE PLEASURE LAND」は、BOØWYの4枚目のアルバム「JUST A HERO」に収録されている楽曲で、ユニークなタイトル通り、なにかリゾートっぽい感じのコーラスが入り、聴いていて自然とリズムをとりたくなる人気の楽曲です。

「B・E・L・I・E・V・E」は、5枚目のアルバム、「BEAT EMOTION」に収録された、スローテンポなバラード曲です。ギターソロでは、あらためて布袋寅泰のすばらしさが感じられる名曲です。

「MEMORY」は、氷室が布袋との修復不能な関係をつづった歌詞だともうわさされた、切ないバラードです。一人で立ち去る自己犠牲によって、全ての傷が解放されるならば、その運命を受け入れようとばかりに前を向く、男の美学が描かれた人気のバラードです。