名前：范文雀（はんぶんじゅく）
生年月日：1948年4月15日
出身地：東京都中野区
血液型：O型
没年月日：2002年11月5日

そして1968年の大学在学中に、テレビ番組『特別機動捜査隊』で脇役として女優デビューした范文雀さんは、1970年のテレビドラマ『サインはV』の「ジュン・サンダース」役で出演しブレイクし、同年の『アテンションプリーズ』でもヒロインの親友を演じ、女優として地位を確立したのです。

こうして女優として大活躍していた范文雀さんでしたが、1998年頃に腋のリンパ節から悪性リンパ腫と診断され、半年間の及ぶ入院治療などを行うも、2002年に体調が悪化し、同年11月5日に悪性リンパ腫による心不全で亡くなっています。

1973年に結婚した寺尾聰さんと范文雀さんの出会いは、1973年1月から放送されたテレビドラマ『2町目3番地』での共演がきっかけでした。

しかし当初、お互いに交際相手がいたことからすぐには発展せず、それぞれが当時の交際相手と別れた後、交際に発展したそうです。

こうして結婚式も挙げた寺尾聰さんと范文雀さんでしたが、翌1974年11月、結婚からわずか1年5か月でスピード離婚し、離婚会見まで開いています。

そんな2人は離婚の原因について会見でそれぞれ明かしており、寺尾聰さんは『石原裕次郎さん夫妻のような家庭を築きたかったが、仕事で朝から晩まで家にいなかったことによるすれ違いが原因』とし、范文雀さんは『性格の不一致や最初から相い入れないものがあった』と話しています。

結婚生活わずか1年5か月だった寺尾聰さんと范文雀さんには、もちろん子供はいません。