1952年5月1日に発売された「リンゴ追分」は、現在までの間に約140万枚もの出荷枚数を記録しているヒット曲。映画「リンゴ園の少女」の主題歌であり、1963年と1991年に再発売バージョンが発売されています。

「リンゴ園の少女」の再発売バージョンも発売された1991年には、忍者によるリメイクバージョン「リンゴ白書」もリリースされました。

忍者は、1985年に結成され、1997年に活動を休止したジャニーズアイドルグループ。「リンゴ白書」は忍者のセカンドシングル曲であり、オリコン週間シングルランキングで9位のヒットを記録しました。

第15回と第16回のNHK紅白歌合戦で2度披露された名曲「柔」。1964年11月20日に発売されたシングル曲であり、再発売バージョンもリリースされました。

作詞は関沢新一さん、作曲は古賀政男さん、編曲は佐伯亮さんが担当。出荷枚数は、現在までの間に約195万枚を記録しています。

美空ひばりさんが発表した楽曲の中でも、代表曲と言えるほど人気が高い「港町十三番地」。1957年3月10日に発売されたシングル曲であり、現時点までに約120万枚の出荷枚数を記録している名曲です。

毎年夏のお祭りシーズンになると、聴く機会が自然と多くなる「お祭りマンボ」。美空ひばりさんの代表曲と言えるほど高い人気を獲得している名曲であり、お祭りのシーズンは毎日聴いている人も多いのではないでしょうか。

「お祭りマンボ」のシングルは、1952年8月15日にリリース。作詞、作曲、編曲は、名曲「素適なランデブー」「美空ひばり」も手掛けた原六朗さんが務めました。

「お祭りマンボ」も多くのアーティストがカバーバージョンを披露しており、特に有名なのが忍者のカバーバージョンです。

忍者は、美空ひばりさんのオリジナルバージョンから歌詞の一部を変更したカバーバージョン「お祭り忍者」を1990年8月22日にシングル曲としてリリース。忍者はこちらの楽曲「お祭り忍者」でCDデビューを飾り、人気ジャニーズアイドルグループとして日本中に名を轟かせました。

美空ひばりさんの楽曲は全曲素晴らしい名曲であり、特に有名な名曲が大ヒット曲「川の流れのように」。歌謡曲や演歌をあまり聴かない人、生前の美空ひばりさんのご活躍を知らない世代の人にも親しまれており、幅広い世代の音楽ファンたちから愛されている人気曲です。

「川の流れのように」の歌詞を手掛けたのは、AKB48グループ、坂道シリーズのプロデューサーとしても有名な秋元康さん。おニャン子クラブの名曲「恋はくえすちょん」作曲者としても有名な見岳章さんが作曲を担当し、編曲は、多くのアーティストたちの楽曲の編曲を手掛けてきた大ベテラン、竜崎孝路さんが務めました。

「川の流れのように」は、1989年1月11日にシングル曲として発売。1991年、1998年、2003年、2008年、2019年に再発売バージョンもリリースされ、現在までに205万枚以上の出荷枚数を記録しています。

2000年3月17日には「川の流れのように2000」もシングル曲としてリリース。「川の流れのように2000」では、アニメ映画「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」などの音楽も手掛けた超大物、久石譲さんが編曲を担当しています。

「川の流れのように2000」もリリースされた同じ2000年の7月20日に、「川の流れのようにMillennium」も発売。「川の流れのようにMillennium」は多くのテレビドラマや映画の楽曲を務め、音楽監督、音楽プロデューサーとしても活躍してきた武部聡志さんが編曲を担当。泉谷しげるさん、宇崎竜童さん、杏子さん、五島良子さん、さだまさしさん、篠原ともえさん、谷村新司さん、中西圭三さん、南こうせつさん、森山良子さんがレコーディングに参加していることでも注目を集めました。