また、こんな鋭い指摘も…

さすがのKNZZさんも、まさか脅し文句までしっかり報道されるとは思わなかったんでしょうねぇ～

そんなことなら脅し文句でも“韻”踏んどけばカッコよかったのに…なんて今頃、獄中で“韻”ならぬ“地団駄”ふんでるかも（笑）

また、この恐喝事件の被害者であり、「頭にネジ突っ込むぞ」と恐喝されたのは、ラッパーの敵刺（テキサス）さんだと言われているようです。

KNZZさんと敵刺さんと言えば、昔は一緒に曲を出すなど仲が良かったはずなのですが、その後に仲間割れを起こしてしまったのでしょうか。

ちなみに、KNZZさんと敵刺さんは、単なるラッパー仲間ではなく、かつてKNZZさんは敵刺さんが代表取締役を務める「株式会社18PRODUCTION」に所属するアーティストという立場だったそうです。

それに何より、KNZZさん逮捕のニュースで多くの人が驚いたのが、ラッパーとして活躍していたKNZZさんが、いつの間にか半グレグループ「新宿ジャックス」のリーダーになっていたことではないでしょうか。

先ほど引用したニュース記事の中では“リーダー格”と表現されていましたが、実際は、木村兄弟の弟・木村孔次朗さんは「新宿ジャックス」の5代目リーダーで、KNZZさんは7代目リーダーだったようです。

ちなみに「新宿ジャックス」は、もともとは新宿を拠点に活動していたチーマー集団の一つに過ぎませんでした。しかし、木村孔次朗さんが5代目リーダーに就任したのを機に半グレ化し、準暴力団組織化したと言われています。

“木村兄弟”の弟・木村孔次朗さんと言えば、10代の頃から反関東連合系勢力のリーダーとして、アウトロー界隈でカリスマ的人気を誇っていた人物です。

知略に優れた木村孔次朗さんは、当時、関東一円を牛耳っていた関東連合に策略を巡らせて「六本木クラブ襲撃事件」を起こさせ、壊滅状態に追い込んだ張本人とも言われています。

木村孔次朗さんにハメられ、現在も海外逃亡を続けている、当時の関東連合のリーダーであり、“残虐王子”の異名をとる見立真一さんや、暴力団関係者にも命を狙われているアウトロー界の超大物なんですよね。

そんな伝説的アウトローである木村孔次朗さんと、ラッパーのKNZZさんがどのような経緯で行動をともにしていたのでしょうか？

どうやら、かつては東京アウトロー界隈でその名を轟かせていた木村孔次朗さんですが、近年は単なる薬物中毒者になり果ててしまったのだとか。

そんな木村孔次朗さんに見切りをつけて、次々と取り巻きたちは彼の元を去っていった結果、「新宿ジャックス」という組織は、とっくの昔に壊滅状態だったと言います。

それでも、木村孔次朗さんはその後も“ジャックス総長”を名乗り続けるのですが、そんな彼に近づいたのがKNZZさんだったようです。

木村孔次朗さんにとっては、「憂いヤツめ」って感じだったのでしょう、KNZZさんを新宿ジャックスの7代目リーダーに襲名させた…ってことだったようです。

とは言え、現在の「新宿ジャックス」には若い兵隊なんていないので、KNZZさんと2人で恐喝などのケチな小遣い稼ぎをしていたみたいですね。