前述したように、BOØWY全盛期の松井常松さんと言えば、表情一つ変えず直立不動の姿勢で、タイトな8ビートのサウンドを、ダウンピッキングで刻み続けていた印象が強いんですよね。

が、しかし！実は活動初期はステージ上を動き回っていた…なんて話もあるようです。

ただ、この件について松井常松さん本人は、後にあるラジオ番組にゲスト出演した際、次のように語っているようです。

このように否定しているようですが、実際にはBOØWY初期の頃の松井常松さんは、全盛期よりも激しく肩を揺らしてベースを弾いていたとのファンの証言もあるようです。

そんな松井常松さんの姿を覚えている古参のファンが、「今でこそ不動の“ミスター・ダウンピッキング”だけど、昔は…」みたいな感じで、自慢気にちょっと盛って語ったことに、いつしか尾ひれと背びれがついたのかも知れませんね。

松井常松さんは現在、ソロ活動を中心にプロデューサーやラジオ番組のパーソナリティなど、マルチな活躍を魅せています。

そして、2019年5月、伝説のロックバンドBOØWYのギタリスト布袋寅泰さん、ベースの松井常松さん、ドラムの高橋まことさんの3人が集結し、レコーディングに臨んだ新曲「Thanks a Lot」が発表され、大変な話題になりました。

残念ながら、そこには氷室京介さんの姿はありませんでしたが、31年ぶりのBOØWYの復活に多くのファンが歓喜しました。

この「Thanks a Lot」のティザー動画も残っているようなのでご紹介しておきましょう。

松井常松さんと高橋まことさんとの共演について、布袋寅泰さんは次のように語っています。

そんな松井常松さんの話題の一つに、必ずと言って浮上するのが半グレ集団「関東連合」との関係です。

ただ、もちろん松井常松さんが関東連合のメンバーだった…というわけではないんですよね。松井常松さんが、関東連合のOBで元幹部だった“松嶋クロス”こと松嶋重さんと懇意の関係にあっただけなのです。

松井常松さんがそんな松嶋重さんに、自身のアルバムのプロデュースを依頼するなどの関係が取り沙汰されたことで、そのような噂が流れたのだと思われます。

とは言え、そんな松嶋重さんは指定暴力団住吉会系組員と密接な関係があるとされており、実際、2019年2月には、中学校の近くに暴力団事務所を開設したとして、東京都暴力団排除条例違反などの容疑で逮捕されています。

たとえ関東連合のメンバーではなかったとしても、元関東連合幹部であり、暴力団とも繋がりがある人物と蜜な関係があると言うだけでも、松井常松さんにとってはマイナスな要素になっていると言わざるをえません。