ボーカロイド開発に関わってきた実力派シンガー比山貴咏史の歌声を元に制作されたボーカロイドで、2009年12月4日に株式会社AHSから発売されました。

製品名称に「ボカロ先生」と書かれている通り、当ランキングの10位にランクインしている歌愛ユキとは、担任の教師と生徒の関係にあるという設定のようです。

幅広い音楽ジャンルの中でも「ロック」に特化したボーカロイドで、キレがあってパワフルで、中性的な女性の歌声が特徴です。

スローロックからアップテンポなヘビーサウンドまで、しっかり対応するロック専門のボーカロイドとして高い人気を誇っています。

ハローキティ愛好家を意味する“キティラー”をキャラクターとして描き、展開するサンリオウェーブの企画「ハローキティといっしょ!」から誕生したボーカロイドです。

そんな「猫村いろは」は、音域の広さと素直で綺麗な歌声、そしてリズムにも忠実という特徴を有しています。

音楽グループ「m.o.v.e」のボーカルを務めるyuriさんの声を元に作成された合成歌声を使用しています。

なお、イラストは初音ミクでお馴染みのKEI氏が担当したと公表されています。

枝豆をすりつぶして砂糖とともに餅にまぶす、宮城県を中心とした東北地方の名物である“ずんだ餅”をモチーフにした東北地方応援キャラクターで、SSS合同会社が開発し、AHSから発売されました。

声優の佐藤聡美さんの声を元に制作され東北ずん子は、ほんわかした可愛らしい声が特徴で、アイドル風の楽曲からバラードまで優しく歌い上げます。

ボーカロイドの製品では初めて、複数の歌声ライブラリが収録されており、3種類の個性豊かな声色の男性ボーカルが収録されており、ユニゾンやコーラスの曲を歌わせるのに適していると高い人気を誇っています。

イメージイラストはファイナルファンタジーシリーズ等で有名な天野喜孝さんが起用され、ZOLAの題字「宙゛」の文字は、書道家の武田双雲が担当したことでも話題になりました。

大きなアホ毛やオッドアイ（右目が水色で左目が黄緑色）、腰に繋がったUSBコードが特徴的な歌手音ピコは、VOCALOID2エンジンを使用した男性ボーカロイドです。

中の人は、ニコニコ動画の歌い手として知られ、2010年10月13日にメジャーデビューを果たしたピコ氏。

“両声類”の異名をもつピコ氏なだけあって、非常に幅広い音域（C3～B4）を持ち、中性的な容姿や伸びやかな少年声からショタ、“男の娘”として描かれることが多く、性別を問わず高い人気を博しています。

ちなみに、男性キーで歌っている場合は「低音ピコ」のタグがつくことも特徴の一つです。

歌手のGACKTさんの音声を録音し、作成された歌声ライブラリを収録していることが最大の特徴です。

なお、パッケージに描かれているイメージキャラクターである「神威（かむい）がくぽ」の名前は、GACKTさんの旧芸名である「神威楽斗」から名付けられたようで、キャラクターデザインを担当したのは「ベルセルク」などの作品で知られる漫画家の三浦建太郎さんです。

しっかりとした綺麗な歌声をもつ女性をベースに制作され、有名ボカロPが集まった「VOCALOMAKETS」監修の元に誕生したボーカロイドで、VOCALOMAKETSの企画により株式会社AHSが2011年11月22日に発売されました。

ポップスはもちろん、従来のボーカロイドでは再現が難しかったジャズやローテンポの曲も対応したことでも人気を博しました。

株式会社AHSから発売された歌愛ユキは、“ボカロ小学生”とも呼ばれ、実際の小学生の女の子の音声を元にしている点が最大の特徴です。

ちなみに中の人は、声優や子役でもない一般の女児を起用しているため、変にこなれていない素朴な雰囲気で人気を博しています。