キチンとした報道によるソースがない以上、どちらが正解なのかは不明なのですが、個人的には新潟説の方が説得力があるように感じました。

いずれにしても、助手席の彼女は即死状態で、救急車が現場に駆けつけた時には既に手遅れの状態だったようですが、角野秀行さんは半狂乱になって泣きながら「彼女を助けてください！」と叫び続けていたとも言われています。

彼女は当時、歯科大学在学中の21歳の女性で、卒業後は結婚も考えていたという角野秀行さんにとっては最愛の女性でした。

そんな彼女を自分の運転のせいで亡くしてしまったわけですから、角野秀行さんのショックは計り知れません。責任を強く感じた角野秀行さんの落ち込みはひどく、一時は芸能界引退を考え、自ら脱退を申し入れたそうです。

その後のメンバー間の話し合いの中では、前田亘輝さんが「4人じゃなければTUBEじゃないから解散する」と言って、角野秀行さんを説得し続けたのだとか。

そんな状況の中、事故で亡くなった彼女の遺族から「娘のためにも音楽を続けて欲しい」「本当に好きな人の隣で死ねたのだから…」との言葉があったそうです。

結局、そんな遺族の想いを尊重する形で、角野秀行さんはその後、約1年に渡る活動自粛を経て芸能界に復帰しています。

なお、角野秀行さんの事故により、解散の話が出ていた時期、TUBEがファンに向けて作った楽曲がこちら。

特にこのサビの部分の歌詞がグッと胸にせまりますね。また、この動画の中で、角野秀行さんが、とっても優しく、愛おしそうに心を込めてベースを演奏する姿が印象的でした。

その後、角野秀行さんは別の女性と結婚するのですが、結婚に踏み切るのに10年以上の年月を要したとも言われています。

また、事故のこともあって極力情報を出さないように、ひっそりと結婚生活を送っているのでしょう、角野秀行さんが現在結婚している嫁や子供に関する情報は一切見当たりませんでした。

いかがでしたでしょうか。

TUBEのベースとして現在も活躍している角野秀行さんのハーフ説や、角野秀行さんが1988年5月23日に起こした交通事故の詳細、その後に結婚した嫁や子供に関する情報についてまとめてみました。

一時はTUBEの解散にまで話が進んだという角野秀行さんの悲しい事故でしたが、ご遺族の英断によってTUBEが存続し、それによりその後も様々な名曲が生み出され、多くのファンの心を癒やしました。

最後になりましたが、角野秀行さんの事故によりお亡くなりになった女性のご冥福を、心よりお祈り致します。