舞台だけではなく、映画やテレビでも活躍し、主な映画出演作に『愛妻物語』『第五福竜丸』『金環蝕』などがあり、映画監督として4本の作品も発表しています。

母親である関志保子は、ムーランルージュ新宿座のダンサーとしてだけではなく、日本で初めて製作されたテレビドラマ「夕餉前」に女優として出演していたそうです。

劇場に観覧に行った宇野重吉が舞台上の関志保子の姿に一目惚れをし、半ば駆け落ちのように結婚したのだそうです。宇野重吉との結婚を機に芸能界から引退されたようです。

そんな人気絶頂だった1973年に寺尾聰と結婚し、芸能界を引退しました。結婚式では石原裕次郎夫妻が仲人を務めたそうですが、わずか1年で離婚してしまいました。

離婚の原因について、寺尾聰が仕事ばかりで家にいなかったことと、性格の不一致があったことがあげられています。

寺尾聰が刑事を演じていた「西部警察」に星野真弓がゲスト出演したことがきっかけで交際へと発展し、結婚に至りました。2人が結婚を発表した時、寺尾聰は34歳、星野真弓は20歳だったため、年の差婚が大きな話題となりました。

寺尾聰の強い希望により、結婚を機に芸能界を引退し、家庭に入りました。結婚後は、娘2人、息子1人の子宝に恵まれ、現在は6人の孫もいるそうです。

ミュージシャンや俳優として活躍されている寺尾聰の生い立ちや家族についてご紹介しましたが、いかがでしたか？父親は演劇界の重鎮として知られている宇野重吉で、母親は大衆劇場のダンサーという芸能一家に生まれた寺尾聰。兄弟は姉が2人いるようです。また、私生活では2度の結婚を経験し、2人目の嫁である元女優の星野真弓との間には3人の子供が誕生し、6人の孫もいるようです。ミュージシャンとしても俳優としても長きにわたり第一線で活躍を続けている寺尾聰の今後の活躍も楽しみなところです。