YUKIさんとのコラボレーションが大きな話題を呼んだ「バナナが好き」。作詞を矢野顕子さん、作曲をYUKIさんが手掛けている名曲であり、矢野顕子さんのコラボレーションアルバム「ふたりぼっちで行こう」に収録されています。

「ふたりぼっちで行こう」は、通常盤と初回限定盤の2形態がリリース。初回限定盤にはDVDとブックレットが付属しており、DVDにはメイキングムービーのほか、「バナナが好き」のミュージックビデオも収められています。

「丘を越えて」は、藤山一郎さんが発表した名曲のカバーバージョン。1976年7月25日に発売された矢野顕子さんのオリジナルアルバム「JAPANESE GIRL」の収録曲であり、1998年4月22日にシングル曲としてもリリースされました。

矢野顕子さんのカバーバージョンは、1998年に呼応回された映画「卓球温泉」の主題歌に起用。映画には松坂慶子さん、牧瀬里穂さん、大杉漣さんなどの超大物たちが出演しており、公開当時に卓球ブームを巻き起こしたほどのヒットを記録しました。

「ひとつだけ」は、矢野顕子さんがアグネス・チャンさんに提供した楽曲。矢野顕子さんのオリジナルアルバム「ごはんができたよ」には矢野顕子さんによるセルフカバーバージョンが収録されており、現在は矢野顕子さんの代表曲としても親しまれています。

デビュー20周年記念アルバム「ひとつだけ/the very best of 矢野顕子」には、新レコーディングバージョンの「ひとつだけ」が1曲目に収録。こちらのバージョンは、ゲーム「リアルサウンド～風のリグレット～」のエンディングテーマに起用されました。

オリコン週間シングルランキングで5位のヒットを記録した名曲「春咲小紅」。矢野顕子さんにとって5作目のシングル曲であり、1981年2月1日にリリースされました。

作詞は糸井重里さん、作曲を矢野顕子さん、そして編曲を音楽グループのイエロー・マジック・オーケストラの別名義であるymoymoが担当。カネボウ化粧品の1981年春に行ったキャンペーンのCMソングに起用されたことでも注目されました。

「春咲小紅」は、オリジナルアルバム「ただいま。」の8曲目にも収録。また、多くのアーティストたちがカバーしており、ロックバンドのyes,mama ok？、歌手の安藤裕子さんも、「春咲小紅」のカバーバージョンを披露しています。