「The Red Violin」も高い評価を獲得し、絶好調な勢いを見せた川井郁子さん。2001年12月27日にシングル「THERE MUST BE AN ANGEL」をリリースし、ファンからの好評を得ました。

2001年2月21日には、セカンドアルバム「Violin Muse」を発売。その後も自身のCDをリリースし、どの作品も高く評価されています。

新日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団などの日本のオーケストラ、そしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ニューヨーク・シンフォニックアンサンブルなど海外のオーケストラとの共演やレコーディングも行うなど、川井郁子さんはさまざまな活躍で超大物ヴァイオリニストとしての地位を確固たるものとしました。

既に圧倒的な存在感を放っていた2005年11月に川井郁子さんさんは結婚し、2006年6月20日に第一子を出産。2006年9月に産休から復帰し、その後も活躍し続けています。

2007年には、「川井郁子 Mother Hand 基金」を設立した川井郁子さん。チャリティーコンサートも開催し、ボランティア活動にも力を入れています。

2013年に公開された映画「北のカナリアたち」の音楽を担当し、高い評価を得た川井郁子さん。第36回日本アカデミー賞の最優秀音楽賞を受賞するほどの活躍を見せましたが、同年、私生活の方では2005年に結婚した夫と離婚してしまったそうです。

「北のカナリアたち」の音楽が高い評価を得た後も、川井郁子さんはヴァイオリニスト、そして作曲家として大活躍。2017年11月1日にリリースされたアルバム「LUNA」も絶賛され、2020年にデビュー20周年を迎えました。