先ほどご紹介したピエール瀧さんが出演したゲーム「JUDGE EYES：死神の遺言」も、事件を受け3月13日から販売を自粛することをメーカーのセガが発表。後にゲームの新価格版が発売されましたが、ピエール瀧さんは降板となり、新たに田中美央さんが羽村京平役を担当。羽村京平のビジュアルはピエール瀧さんをもとにしていましたが、キャスト変更に伴いビジュアルも変更されました。

「JUDGE EYES：死神の遺言」は、2021年4月23日にプレイステーション5、Xbox Series X/Sなどの機種でリマスター版の発売が予定されています。こちらの方も、羽村京平はピエール瀧さんのキャラモデルは使用されず、ボイスも田中美央さんの声となる予定のようです。

ピエール瀧さんは事件を受けソニー・ミュージックアーティスツとのマネジメント契約を解除することとなりましたが、石野卓球さんも2019年6月30日にソニー・ミュージックアーティスツとのマネジメント契約を解除。そして、2019年11月18日に新しいマネジメント会社macht inc.を設立し、電気グルーヴはmacht inc.に所属し活動を行っています。

事件後も、ピエール瀧さんと共に電気グルーヴとして活躍中の石野卓球さん。2人は相方であると同時にテクノミュージシャンの仲間であり、固い絆で結ばれている関係なのです。

2人が出会ったのは、高校1年生の時とのこと。当時ピエール瀧さんは野球部に所属しており、チームメートのひとりが石野卓球さんの幼馴染だったそうです。

幼馴染の方の友人が、ピエール瀧さんと石野卓球さんと引き合わせ、2人は出会ったとのこと。そして、電気グルーヴの前身バンド、人生を結成し、電気グルーヴとして絶大な支持を集めることに成功したのです。