JUDY AND MARYの解散理由はドロドロの不仲?再結成の可能性も総まとめ
数々の大ヒット曲を生み出し、90年代のロックシーンを語る上では欠かせない伝説的ロックバンド「JUDY AND MARY」。
この記事では、そんなJUDY AND MARYの解散理由として囁かれている、メンバー間の確執やドロドロの不仲説、さらに再結成の可能性についてまとめました。
JUDY AND MARYについて
“ジュディマリ”の愛称で親しまれた彼らは、バンドメンバーそれぞれの個性が強く、やがて90年代のロックシーンを語る上で欠かせない存在となっていきました。
しかし、デビュー8年後の2001年に突然の解散を発表したJUDY AND MARY。
今や、再結成が最も熱望されるバンドと言っても過言ではありませんが、再結成の噂が浮上しては消え、また浮上しては消え…を繰り返しているようです。
そこで今回、JUDY AND MARYが解散した本当の理由や、再結成が実現する可能性についてまとめてみました。
まずはJUDY AND MARYの結成から解散までの経緯について、簡単に振り返っておくことにしましょう。
JUDY AND MARYの結成から解散までの経緯
もともとJUDY AND MARYは、「JACKS’N’JOKER」というヘヴィメタルバンドのベーシストとして活躍していた恩田快人さんのソロプロジェクトとして、インディーズシーンで始まったバンドに過ぎませんでした。
その恩田快人さんと、ボーカルのYUKIさん、ギターの藤本泰司さんの3人が主なメンバーとなって1992年に結成されたJUDY AND MARYですが、その後、藤本泰司さんが脱退。
そこにサポートドラマーとして参加していたドラムスの五十嵐公太さんが正式加入し、空いたギターの穴を埋めるべくオーディションで選ばれたギターのTAKUYAさんが加わったことで、オリジナルメンバーが揃いました。
そんなJUDY AND MARYのバンドコンセプトは、以前から恩田快人さんがソロ用に温めていた…
「女のコが歌うポップで切ないサウンドをバンドでやる」
と言うものでした。
1993年9月、シングル「POWER OF LOVE」でメジャーデビューを果たしたJUDY AND MARYは、翌1994年1月には1stアルバム「J・A・M」をリリース。
さらに、同年12月にリリースしたアルバム「ORANGE SUNSHINE」からは、「BOØWY」や「GLAY」、「L’Arc~en~Ciel」などを手掛けた90年代を代表する伝説的音楽プロデューサー・佐久間正英さんを迎えたJUDY AND MARY。
アルバム「ORANGE SUNSHINE」はオリコン5位を記録すると、その後もヒットを連発。1995年6月にリリースした「Over Drive」はオリコン4位を記録。
同年12月にリリースした3rdアルバム「MIRACLE DIVING」、翌1996年にリリースしたシングル「そばかす」は、ともにミリオンセールスを記録し、その年の紅白歌合戦に初出場を果たしています。
そして、1997年にリリースしたアルバム「THE POWER SOURCE」は300万枚に及ぶメガヒット記録し、翌1998年には初の東京ドーム公演を成功させ、その年の紅白歌合戦に2度目の出場を果たしました。
まさに絶頂期を迎えていたJUDY AND MARYだったのですが、翌1999年は1年間の活動休止を発表するんですよね。
そして、1年間の活動休止を経て、2000年に活動を再開したJUDY AND MARYでしたが、2001年2月にラストアルバム「WARP」をリリースし、同年3月7日、8日に開催された東京ドーム公演をもってJUDY AND MARYは解散するに至りました。
JUDY AND MARYの解散理由① 恩田快人とTAKUYAの確執説
JUDY AND MARYの解散理由として、これまで最も有力視されてきたのが、恩田快人さんとTAKUYAさんの確執説でした。
前述したように、もともとJUDY AND MARYは、恩田快人さんのソロプロジェクトとしてスタートしたバンドで、「JUDY AND MARY」というバンド名も、バンドコンセプトも全て恩田快人さんによるものでした。
一方のTAKUYAさんは、そんな恩田快人さんのソロプロジェクトバンドに、オーディションで加入を許された“ギター担当”に過ぎない存在と言っても過言ではありません。
実際、バンド初期の頃はバンドの主導権は恩田快人さんが掌握しており、1stアルバムは1曲だけYUKIさんが作曲し、その他の曲は全て恩田快人さんが作曲しています。
ところが、JUDY AND MARYがメジャーデビューを果たし、佐久間正英さんという凄腕プロデューサーの協力の下、バンドが急成長し、巨大化していく中で少しづつ状況が変わっていったんですよね。
と言うのも、TAKUYAさんは元々ギターの演奏スキルが高かったことは言うまでもありませんが、JUDY AND MARYの中でもまれていくうちに、作曲能力を発揮していき、やがて佐久間正英さんもその能力を認めていくようになったのです。
そして、徐々にアルバムの中にTAKUYAさん作曲の楽曲が増えていくことで、恩田快人さんが当初描いていたバンドの方向性が少しずつズレていくことに…。
やがて、JUDY AND MARYの4thアルバム「THE POWER SOURCE」では、収録曲全10曲のうち、TAKUYAさん作曲の楽曲が6曲、恩田快人さん作曲の楽曲が4曲と、完全に逆転してしまうんですよね。
それに伴って、バンドの主導権も恩田快人さんからTAKUYAさんへと移っていき、その頃からTAKUYAさんの態度も大きくなっていったと言われています。
それは恩田快人さんのバンド活動へのモチベーション低下に直結し、あの1999年の1年間のバンド活動休止に繋がったわけです。
そして、バンド活動休止期間から復活して、2000年2月の復帰第一弾シングル「Brand New Wave Upper Ground」をリリースした後、恩田快人さんは脱退する意向であることを初めて所属事務所に申し出たそうです。
「音楽への向き合い方などの違いが重なり、修復不可能になったということです。TAKUYAさんの発言力が次第に強くなり、リーダーの恩田さんの居場所がなくなって脱退を表明しました。」
そんな恩田快人さんの意向に対して、恩田快人さんの代わりを見つけることなどできないと考えたYUKIさんは、五十嵐公太さんと恩田快人さんの3人で、何度も話し合いを繰り返したと言います。
ちなみに、確執の当事者であるTAKUYAさんはと言うと…基本的に自分が作曲をしてYUKIさんが歌えば、それで「JAM」を維持できると。たとえ3人になってもベースはサポートメンバーを入れれば、普通に続けていけると軽く考えていたそうです。
一方の恩田快人さんは、たとえ自分が「JAM」を抜けても、残りの3人で十分に続けて行けると、続けて行って欲しいと考えていたのだとか。
そして、YUKIさんは、バンドはチームプレイなので、誰か1人でも欠けるともう続けてはいけないと考えていたと言います。
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