これに対して田邊昭知社長は、「こっちは医師の診断書を出してもいいんだ」と強気の姿勢を崩しませんでした。

ちなみに『目黒』とは、その地に本拠を置く田辺エージェンシーを指しています。

この異様とも言える田邊昭知社長の対応っぷりに、一部では“夏目三久アナ、田邊昭知社長の愛人説”まで浮上していたほどでした。

では、なぜたった1人の女子アナを“芸能界のドン”とまで呼ばれる人物が、そこまでして守ろうとするのでしょうか？

このことを理解するためには、かつて夏目三久アナをどん底へと突き落とした“あの事件”を振り返る必要があるんですよね。

夏目三久アナは、2007年に日本テレビに入社するとすぐに情報番組やバラエティ番組に起用され、やがて次世代のエースとしてアイドル的な人気を博しました。

露出が急激に増えたせいで人気先行となると、当然それをよく思わない人も出てくるわけで、そんな時に起きたのが、俗に“コンドーム事件”と呼ばれるプライベート写真流出スキャンダルでした。

交際していた御曹司とのツーショット写真だけならいざしらず、なんとベッドの上でコンドームを持ってニッコリと頬笑む夏目三久アナの写真が流出してしまったんですよね。

このスキャンダルによって、当時担当していた「おもいっきりDON！」をはじめ、ほぼ全てのレギュラーを降ろされた夏目三久アナ。

残った出演番組と言えば、日曜の午前中のCS「NEWS24」くらいで、ほぼ電話番と化した飼い殺し状態に…。彼女の机の上には彼女のスキャンダルを報じた雑誌が置かれていたこともあったそうです。

そんな日テレの次世代エースから、どん底状態に転落した夏目三久アナを救ったのが田邊昭知社長でした。

田邊昭知社長は夏目三久アナに対して、日テレ退社と田辺エージェンシーへの移籍をオファーしたのです。夏目三久アナはこれを受け入れると、まさに異例の早さでアナウンサーとして返り咲きを果たすことになるんですよね。

その背景には、田邊昭知社長の溺愛があったと言われています。そこで、これまでに噂されている田邊昭知社長の夏目三久アナに対する溺愛エピソードをまとめてみました。

田辺エージェンシー移籍後の夏目三久アナは、バラエティ番組や情報番組のMCなど、次々とレギュラーを獲得していき、現在では日テレ時代以上の活躍をみせています。

その背景には、田邊昭知社長みずからテレ朝とニッポン放送に出向いて、「夏目にもう一度チャンスをください」と頭を下げて回ったからと言われているんですよね。

ちなみに「怒り新党」は、夏目三久アナがフリー転身後初のレギュラー番組となりましたが、当初、テレ朝では「わざわざ火中の栗を拾わなくても…」と、夏目三久アナの起用に反対する声も多かったそうです。

しかし、田邊昭知社長みずからが足を運んで営業に当たったこともあり、テレ朝は深夜枠の番組を企画。するとこの番組は予想以上に人気を博し、やがてテレ朝の深夜の看板番組にまで上り詰めることに。

そして、これをキッカケに夏目三久アナの復活劇が始まることになるんですよね。