39位：I Love You For Sentimental Reasons/Nat King Cole

I Love You For Sentimental Reasonsは、さまざまなジャズボーカリストが歌っていますが、1946年にナット・キング・コールさんが録音したバージョンが最も有名です。純粋な気持ちから女性を好きになったというストレートな気持ちが伝わるラブバラードです。

38位：Blue Moon/Mel Tormé

ロレンツ・ハート作詞、リチャード・ロジャースによって1934年に作られた名曲です。スタンダード・ナンバーで、ザ・マーセルズ版が有名となり、人気映画「ベイブ」にも使用されたことから、さらに知名度は上がりました。

37位：Take Ten/Paul Desmond

Take Tenは、1959年にリリースした『テイク・ファイブ』が有名なポール・デスモンドの楽曲で、そのテイク・ファイブの続編として作られた名曲です。5拍子という変わった拍子の曲でありながら、全くそれを感じさせないメロディーはさすの一言でし。

36位：Moonlight Serenade/GLENN MILLER ORCHESTRA

トロンボーン奏者として有名なグレン・ミラーによる楽曲で、日本でも認知度が高く、多くのCMで起用されてきたことから、一度は耳にしたことがあるという方も多いかと思います。

35位：Now’s the Time/Charlie Parker

「Now’s the Time」は、有名なサックス奏者チャーリー・パーカーの楽曲です。彼の独特なフレーズは多くのジャズミュージシャンに影響を与え、その功績はまさにジャズの基礎を形作るものとなりました。

34位：Spain/Chick Corea

Spainは、Chick Coreaによって1972年にリリースされた名曲で、 グラミー賞で最優秀インストゥルメンタル編曲賞を受賞しました。しっとりとした始まりから、一挙に熱くなる曲調で、日本では平原綾香や久保田利伸が歌詞をつけて歌っています。

33位：Feel Like Making Love/Marlena Shaw

初めはミディアムテンポのバラードかと思いきや徐々に跳ねて行き、最後はノリノリのアップテンポになるという、このグルーブ感はなかなか出せないと話題になりました。この「Feel Like Makin’ Love」は大ヒットとなり、JAZZ系、フュージョン系のセッション曲として定着することになりました。

32位：Fly Me to the Moon/Diana Krall

Fly Me to the Moonは、21世紀を活躍する女性ジャズシンガーであるダイアナ・クラールのカバーでヒットしました。ダイアナ・クラールによるカバーは、フランク・シナトラのバージョンに似たアレンジがされ、とてもハンサムな歌声が人気を博しました。

31位：Unforgettable/Natalie Cole

アービング・ゴードンが1951年にリリースした曲で、ナット・キング・コールが歌い、大ヒットしました。1991年には亡き父ナットさんの生前の音源とデュエットする形で、娘であるナタリー・コールが同曲をリリースし、第34回グラミー賞を受賞しました。

30位：In The Mood/Glenn Miller

In The Moodは、ジョー・ガーランドが作曲した曲ですが、グレン・ミラー楽団の演奏によってブレイクし、彼らの代表曲のひとつとなりました。日本映画『スウィングガールズ』でも取り上げられたため、日本での知名度も抜群です。

29位：Watermelon Man/Herbie Hancock

「ウォーターメロン・マン」は、アメリカのジャズ・ミュージシャン、ハービー・ハンコックが1962年に発表した楽曲です。元々はインストゥルメンタルだが、後に歌詞が付けられたカヴァー・ヴァージョンも発表されています。

28位：Lullaby Of Birdland/Charlie Parker

邦題は『バードランドの子守唄』で、“バードランド” とはニューヨーク・マンハッタンのブロードウェイ44丁目にあるジャズクラブの名前で、その名は 『モダン・ジャズ（ビ・バップ）の父』である巨匠・チャーリー・パーカー（Charlie Parker, 1920-55）のニックネーム、 “Bird （バード）” に由来しています。

27位：When You Wish upon a Star/Keith Jarrett

ネッド・ワシントン作詞、リー・ハーライン作曲の1940年にリリースされた名曲で、ディズニー映画の『ピノキオ』の主題歌としてコオロギのジミニー役のクリフ・エドワーズが歌い、アカデミー賞歌曲賞を受賞しています。

26位：A Sunday Kind Of Love/Etta James

A Sunday Kind Of Loveは、Etta Jamesの名曲で、ロマンティックな弦楽器、ステキな歌詞、ブルースのリズムに彼女の歌声が映える大ヒットジャズナンバーです。

25位：What A Wonderful World/Louis Armstrong

「サッチモ」の愛称で知られる、20世紀のジャズ・シーンにおいて最も尊敬されているミュージシャンの1人、ルイ・アームストロングの名曲で、本国アメリカよりもイギリスなどでチャート1位を獲得、日本においてもCM曲や映画の挿入歌としても起用されており、世界的なヒット曲になりました。

24位：Lonely Woman/Ornette Coleman

Lonely Womanは、アメリカのジャズサックス奏者、オーネット・コールマンによって1959年にリリースされた名曲です。意図的に組み込まれた不協和音が不気味な雰囲気を醸し出しているアダルトな一曲です。

23位：Sing Sing Sing/Benny Goodman

世界的トランペッターのルイ・プリマにより1936年にリリースされた名曲です。今でもプロからアマチュアまで、たくさんのビッグバンドやスイングバンドによって演奏されており、日本でも映画『スウィングガールズ』でとりあげられるなど高く評価されています。

22位：Bésame Mucho/Art Pepper

Bésame Muchoは、メキシコ出身のコンスエロ・ベラスケスが16歳になる前に作ったとされる名曲です。もともとはラテン系のスタンダードナンバーでしたが、ジャズの演奏家にも愛され、多くのジャンルでカバーされました。

21位：Take The A Train/Duke Ellington

邦題の『A列車で行こう』で有名なTake The A Trainは、ジャズの歴史における最重要人物の1人というだけでなく、20世紀を代表する音楽家として著名なデューク・エリントンによる、1939年に生まれたジャズのスタンダード・ナンバーであり、時代をこえて愛され続ける定番中の定番曲です。

20位：Stolen Moments/Oliver Nelson

Stolen Momentsは、サックス奏者としてはもちろん、作曲家、指揮者としても活躍したOliver Nelsonの遺作となっています。落ち着いた雰囲気のベースラインにトランペットやサックス、フルートなどの管楽器がコラボする名曲です。

19位：Black Gold/Esperanza Spalding

アメリカはオレゴン州ポートランド出身のエスペランサ・スポルディングの名曲で、第55回グラミー賞を受賞した名盤『Radio Music Society』に収められている、メロディも美しく、ポップからソウル・ファンにもオススメの人気のナンバーです。

18位：Days of Wine and Roses/Toots Thielemans

Toots Thielemansは、自在に飛翔するジャズ・ハーモニカの達人で、Days of Wine and Rosesは、そんなToots Thielemansの代表曲として知られ、ハーモニカ特有のセンチメンタルな演奏を楽しむことができるジャズナンバーです。