15位：Bob Dylan

ボブ・ディランは、ユダヤ系アメリカ人のミュージシャンで、「風に吹かれて」「時代は変る」「ミスター・タンブリン・マン」「ライク・ア・ローリング・ストーン」「見張塔からずっと」「天国への扉」他多数の楽曲により、1962年のレコードデビュー以来半世紀以上にわたり多大なる影響を人々に与え、現在でも、「ネヴァー・エンディング・ツアー」と呼ばれる年間100公演ほどのライブ活動を中心にして活躍しています。

14位：Cat Stevens

英ロンドン出身のシンガー・ソングライターで、60年代後半から70年代にかけて活躍し、「雨にぬれた朝」や「ピース・トレイン」などのヒットを生みますが、78年にイスラム教に改宗した後に音楽シーンから姿を消します。28年後の2006年にポピュラー・ミュージック界に復帰し、『アン・アザー・カップ』と題されたアルバムをリリースしています。

13位：Donovan

ドノヴァン・フィリップス・レイッチは、スコットランド出身のミュージシャン、シンガーソングライターで、ボブ・ディランらと共に代表する、フォークロックの草創期から活動するアーティストの一人です。

12位：Pete Seeger

ピート・シーガーは、アメリカ合衆国のフォーク歌手で、20世紀半ばのフォーク・リバイバル運動の中心人物の一人です。第二次世界大戦前の1940年代から全国放送のラジオで活躍し、1950年代はじめにはウィーバーズの一員として一連のヒット作を生み出してきました。

11位：Ben Harper

ベン・ハーパーは、カリフォルニア州生まれのアメリカ合衆国のミュージシャンで、1995年にリリースされたセカンドアルバム『ファイト・フォー・ユア・マインド』がカレッジ・ラジオで注目を集め、彼の人気が急増しました。

10位：The Lumineers

“悲しみから生まれ、情熱に磨かれるネオ・フォーク・ロック”、コロラド州デンヴァーを拠点とするドラム、ギター/ヴォーカル、そしてチェロから成る3人組クラシックポップ・バンドです。

9位：Nick Drake

ニック・ドレイクは、ビルマ（現ミャンマー）生まれのイギリス人シンガーソングライターで、フォークの分野で活動。生前は商業的成功に恵まれず、3枚のアルバムを残して他界しますが、死後に評価が高まったフォークシンガーとして知られています。

8位：Belle ＆ Sebastian

スコットランド、グラスゴー出身のインディー・ポップ・バンドで、1998年、3rdアルバム『The Boy with the Arab Strap』をリリースし、全英アルバムチャートで12位に入る好セールスを記録、1999年2月にはブリット・アワードにてベスト・ブリティッシュ・ニューカマー賞を受賞しています。

7位：Fairport Convention

フェアポート・コンヴェンションは、イギリスのフォークロック・バンドで、1969年発表のアルバム『リージ・アンド・リーフ』は、ロックの分野で民謡、古謡（トラッドバラッド）を電気楽器を用い現代的に解釈した作品で、ボブ・ディラン以降のフォークロックに一石を投じ、これ以降イギリスを代表するフォークロック・バンドとして認知され、世代や分野を越え多くのミュージシャンに影響を与えました。

6位：Sufjan Stevens

スフィアン・スティーヴンスは、アメリカ合衆国ミシガン州出身のシンガー・ソングライター。 ストーリーテリングを得意とし、自伝と宗教的な幻想と土地の歴史を絡ませながら、スケールの大きなフォーク・ソングを作り出しました。

5位：Fleet Foxes

米・ワシントン州シアトル出身のフォーク・ロック・グループで、アコースティック中心のバンジョー、マンドリン、ピアノ、フルートなどを取り入れた牧歌的サウンドが特色です。2008年のEP『サン・ジャイアント』とデビュー・フル・アルバム『フリート・フォクシーズ』が世界メディアから最大級の賞賛を浴びて、一躍話題になりました。

4位：Woody Guthrie

ウッドロウ・ウィルソン・ガスリーは、アメリカ合衆国の“フォークの父”と呼ばれるフォーク・シンガーです。30年代より放浪を続けながら、労働階級の賛歌やプロテスト・ソング、そのほか後にフォーク・スタンダードとなる曲を作り続け、40年にアルバム『Dust bowl ballads』をRCAからリリース。40～50年代にかけて多くのヒット作を発表し、米国ポピュラー音楽シーンで重要な役割を担いました。

3位：Simon ＆ Garfunkel

サイモン&ガーファンクルは、主に1960年代に活躍した、ユダヤ系アメリカ人のポール・サイモンとアート・ガーファンクルによるフォーク・デュオです。1964年にデビューし、1970年に活動を停止するまで、フォーク、フォーク・ロックを代表するデュオとして数々のヒット曲を世に送りだした。そのハーモニーとサウンドは、シールズ&クロフツやイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーら後続のデュオに多大な影響を与えました。

2位：Peter Bjorn And John

ピーター・ビヨーン・アンド・ジョンは、スウェーデンのバンドで、1999年にスウェーデンの首都ストックホルムで結成されました。独自のインディ・ポップ色を打ち出したキャッチーかつローファイなポスト・パンク・サウンドが特徴的。2002年に『ピーター・ビヨーン・アンド・ジョン』、2004年に『フォーリング・アウト』、2006年に『ライターズ・ブロック』とコンスタントにアルバムを発表。シングル「ヤング・フォークス」が欧州でヒットを記録し、来日公演も果たしています。

1位：Bob Dylan

米・ミネソタ州ダルース出身のミュージシャンで、62年にアルバム・デビュー。以来「風に吹かれて」「時代は変る」「ミスター・タンブリン・マン」「ライク・ア・ローリング・ストーン」などの歴史的名曲や名盤を発表。ロックの殿堂入りやグラミー賞、ノーベル文学賞など受賞歴も多い。88年より〈ネヴァー・エンディング・ツアー〉と呼ばれる年間100ヵ所以上のライヴツアーを展開。全世界アルバム・トータル・セールスは1億枚を超えます。