しかし、そんな都はるみさんも、歌手として人気、実力ともに絶頂を迎えていた1984年、36歳の時に「普通のおばさんになりたい」と突然の引退を宣言しています。

その理由は、とりもなおさず愛する中村一好さんとの子供を産みたいという一念にあったと言われています。

そして、都はるみさんは、その年の「第35回NHK紅白歌合戦」出場を最後に一旦引退しているのですが…

その約6年後の1990年、都はるみさんに子宮筋腫が見つかり、子供を断念せざるを得なくなったと言われています。

中村一好さんが離婚することができなかったため、内縁関係のまま20年以上、公私に渡って支え合ってきた都はるみさんと中村一好さん。

しかし、2008年4月4日未明、そんな中村一好さんが都内の自宅で突然に死去したことで、2人の関係に終止符が打たれました。

関係者によると、中村一好さんが体調を崩していたわけでもなく、亡くなる直前までいつもと何ら変わりの無い様子だったと言います。

中村一好さんの死因について、当初は「急性心不全」と発表されていましたが、その数日後、都はるみさんがファクスを通じて「4月4日未明、自ら命を断ちました」と、中村一好さんが自死だったことを明らかにしています。

ただ、当時はかつてほどの勢いはないにしても、都はるみさんの仕事は順調で、年内のスケジュールも埋まっていたそうで、遺書も残されておらず、関係者の多くは中村一好さんの自死の理由について首をひねっていたそうです。

ただ、そんな中で次のような証言も…。

ちなみに、中村一好さんの葬儀は故郷野山口県で家族のみで執り行われ、都はるみさんは葬儀に立ち会うことすら許されなかったようです。

いかがでしたでしょうか。

都はるみさんの元夫との結婚と離婚、その後、不倫の末に内縁関係を続けざるを得なかった都はるみさんと中村一好さんの馴れ初めや子供の有無、そして中村一好さんの突然の死去や死因についてまとめてみました。

後に、都はるみさんは、次のように語っています。

最後になりましたが、中村一好さんのご冥福を心よりお祈りいたします。