名前：松本 蘭（まつもと らん）
生年月日：1983年9月15日
出身地：埼玉県
職業：ヴァイオリニスト

幼い頃からヴァイオリンを始め、NHK交響楽団のコンサートマスターとして知られる徳永二男に師事し、大阪国際音楽コンクール優勝など数々のコンクールで入賞を果たしてきたヴァイオリニストの松本蘭。

ソリストとして活躍し、これまでに東京交響楽団や日本フィルハーモニー交響楽団などと共演してきました。

2006年より「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」のメンバーとして活動を開始し、3年間の活動を経てソロ活動をスタート。
2009年にワーナーミュージック・ジャパンよりアルバム「蘭ing」でCDデビューしました。

アルバム「蘭ing」はiTunesクラシックチャートの1位を獲得。
その後もセカンドアルバム「GROW」や、セルフプロデュースアルバム「Romance」をリリースし、ヴァイオリン奏者として人気を博しています。

松本蘭は海外でも知られるヴァイオリニストで、台湾総統府を表敬訪問して総統を前に演奏したこともあり、2014年には日本スペイン交流400周年を記念したスペインリサイタルを行っています。

また、2014年には日本ロシア文化交流公演に参加し、サンクトペテルブルク、マリインスキー劇場でも公演を行いました。

日本の名だたる音楽家達とも交流があり、津軽三味線の吉田兄弟、歌舞伎役者の七代目市川染五郎、俳優・歌手の寺尾聰など、幅広い分野の著名人とコラボを果たしています。

演奏会のみならずテレビ番組のテーマ曲やCMのテーマ曲を手掛け、クラシックの枠に囚われない創造的な音楽性と情熱的なパフォーマンスで人気を集め活躍しています。

松本蘭の家族構成は父・母・兄・松本蘭の4人家族です。

松本蘭は埼玉県出身ですが実家を離れて生活しており、実家には時折顔を出す程度となっています。

2018年の正月にはおせち料理を作って実家に持って行ったことを自身のブログで報告していました。

実家に帰省した際、高麗屋三代同時襲名公演に出掛けるためにサーモンピンクの着物を着たことを報告していましたが、この着物は20歳の時に母が誂えてくれたものであることを明かしています。

松本蘭の母はすでに亡くなっており、2015年にがんが原因で死去しました。

松本蘭の母親は2015年9月14日に亡くなっています。

松本蘭が7歳の時に母親にがんが見つかり、再発と転移を繰り返して闘病25年という長い時を過ごしました。

母親が亡くなる2日前には松本蘭のコンサートがあり、母親がコンサートを観に来てくれたことを報告しています。
亡くなる前日には一緒に映画を見るなど普段通りの日常を過ごしましたが、翌朝に眠ったまま亡くなっていたところが発見されました。

松本蘭は自分にヴァイオリンと出会わせてくれた母のために、「これから良い姿を見せられるよう気持ちをしっかり持ち、頑張っていきたいと思います」と語りました。

母の死から数年が経った今、松本蘭は35歳の誕生日に母親への想いを明かしました。
「ようやく受け入れられるようになったような気がします」と切り出し、未だに実家に帰ると号泣してしまうことを明かしながらも、「産んでくれた事の感謝と今を生かされている有り難さを実感する」と語り、母親への感謝を綴っています。

愛する母親との別れから立ち直り、実家で暮らす父親のために正月にはおせち料理を作って持っていくなど、家族仲睦まじい様子が微笑ましいですね。

松本蘭の出身高校・大学についてまとめます。

松本蘭の高校は明らかになっていませんが、大学は桐朋学園大学音楽学部を卒業しました。

桐朋学園大学（とうほうがくえんだいがく）とは東京都の私立大学で、ピアノ専攻、弦楽器専攻、作曲専攻など音楽学部が有名な大学です。

ウィーン国立歌劇場音楽監督を務めた指揮者・小澤征爾など世界的に活躍する音楽家・演奏家を多数輩出しており、伝統的な音楽教育が受けられる大学として知られています。

桐朋学園は子供向けの音楽教室から大学・大学院まで一貫した体系を持っており、高校も「桐朋女子高等学校」に音楽科があります。

松本蘭の出身高校は公表されていないものの、音楽科がある桐朋の女子高校に通っていた可能性はありそうです。

2017年9月15日、自身の34歳の誕生日に結婚したことを発表した松本蘭。

旦那は音楽関係の仕事と思われる一般男性で、仕事を通じて知り合い、優しくて誠実な人柄に惹かれて結婚を決意したと語っています。

結婚式は都内の式場で挙げられ、人前式スタイルのガーデンウエディングだったことが参列者から報告されています。

美しいドレス、クラシックとジャズの生演奏、豪華な料理など、ゴージャスな結婚式が挙げられました。