aikoさんはシンガーソングライターで1998年に1stシングル「あした」でデビューを果たしました。
3rdシングル「花火」がヒットし、ミュージックステーションに初出演すると一気に知名度が上がりました。

そんな中、2ndアルバム「桜の木の下」が週間オリコンチャートで1位を獲得し日本ゴールドディスク大賞ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞します。
さらに、「ボーイフレンド」も約50万枚以上を売り上げると第51回NHK紅白歌合戦に初出場を果たすなど留まることをしりません。

2001年には「夏服」がミリオンヒットし名実ともにトップアーティストの仲間入りを果たしました。

その後も、りりーすしたきょく がオリコンチャート1位を獲得したりアリーナツアーを行ったりと精力的に活動を行っています。

1999年　花火
2000年　ボーイフレンド
2011年　恋のスーパーボール/ホーム
2020年　ハニーメモリー　他

2000年　桜の木の下
2005年　夢の中のまっすぐな道
2012年　時のシルエット
2021年　どうしたって伝えられないから

第9回 TEENS’ MUSIC FESTIVAL 全国大会 ティーンズ大賞・文部大臣奨励賞受賞
日本ゴールドディスク大賞 - THE JAPAN GOLD DISC AWARD
第18回 ロック＆ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞 - 「暁のラブレター」
好きなアーティストランキング1位　他

aikoさんは父親・母親の3人家族です。
兄弟はおらず一人っ子ということです。

大阪市立北中島小学校に通っていたaikoさんですが、小学校の頃実家は複雑な環境だったようです。

小学校4年生の時に母親が家を出て行ってしまったそうです。
そして小学5年生の時から高校卒業まで、長い期間親戚の家に預けられるようになります。

学校ではおてんばな女の子だったようですが、親戚の家では部屋に閉じこもってラジオをずっと聞いていたそうです。
そんなさびしい時期を過ごした学生時代、aikoさんはこのように振り返っています。
「今は感謝の気持ちしかないんですけど、小さい頃に急に違う家行って、私も慣れへんくて。ずっとラジオつけっぱなしににして小学生の頃から夜中２時くらいに寝る子でした」と。

そして「どうせ私は一人なんやって思ってた」そうです。
「家庭環境もあって「お小遣いちょうだい」が言えないとか、そういうのが蓄積されて。ずっと孤独やって思ってたんです」と明かしています。

大阪府立東淀川高等学校に進学したaikoさんは、生徒会の副会長を務めていました。高校生の時には、3歳から習っていたピアノで作曲を始め友人とバンド活動も行っていました。

aikoさんは高校卒業した後は、大阪音楽大学短期大学部に進学しています。
短大時代も音楽を続けており、自身で作詞・作曲した曲「アイツをふりむかせる方法」で「第9回TEENS’ MUSIC FESTIVAL」のコンテストに出場すると、グランプリを獲得し、短大卒業後はfm osaka「COUNTDOWN KANSAI TOP40」の他に3つのパーソナリティを務めました。
さらに、1996年10月に出場したコンテスト「The 5th MUSIC QUEST JAPAN FINAL」で、椎名林檎さんらと一緒に優秀賞を受賞します。

aikoさんの父親はポポロというBARを営んでいます。
その「ポポロ」では、aikoさんのCDやポスターがいたるところに飾られているそうです。
このBARで学生時代にaikoさんもアルバイトをしていたそうです。

aikoさんはお父さんからよく叱られていたようですが、小学6年生の頃父親から「お前のことをシバくのはやめた。もう女やからな」と言われそれ以降、叩かれなくなったそうで。一緒に入っていたお風呂も「風呂も、もうやめとこう」と言われ入らなくなったそうです。


aikoさんが親戚の家に預けられている時でも、夜ご飯は一緒に食べていたそうで、毎日会ってはいたようなので父子の関係は悪くなく良好だったのでしょう。


そんなお父さんはシンガーソングライターである円広志さんと友人だそうで、aikoさんが歌手になることを「「苦労するから辞めておけ」と反対していました。

小学校5年生の時に離婚し家から出て行ったお母さんは看護師だったそうです。

お母さんが出て行ったということもありaikoさんは「お母さんが悪い」と思っていたそうです。しかし、お母さんだけが悪いのではなくお互いが悪かったということが分かり、その後は母親とも仲良くなったそうです。