「てぃんさぐぬ花」は、沖縄本島を中心に伝わる沖縄民謡の1曲です。「てぃんさぐ」はホウセンカ（鳳仙花）のことで、沖縄県では古くからホウセンカの汁を爪に塗って染めるとマジムン（悪霊）除けの効果があると信じられていた[1]。1番から10番まであり、親や年長者の教えに従うことの重要性を説く教訓歌となっています。夏川りみが歌うことで、どこまでも伸びやかに澄み渡っていきそうな唄になっています。

「島唄」（しまうた）は、日本のロックバンド・THE BOOMの楽曲で、沖縄戦での悲劇と平和への希望が唄われており、夏川りみが2002年にリリースしたアルバム「てぃだ 〜太陽・風ぬ想い〜」でカバーしています。

「愛よ愛よ」（かなよかなよ）は2004年7月21日に発売された夏川りみのシングルで、第46回日本レコード大賞の最優秀歌唱賞を受賞した名曲で、肩を張っていろんなのものを背負って、進むわけにも引くわけにもいかず日々がんばり続けている人へ向けてのメッセージソングになっています。

「秋桜」（コスモス）は、1977年10月1日にリリースされた山口百恵の楽曲で、19枚目のシングルで、「日本の歌百選」に選ばれている名曲です。夏川りみが2007年にリリースしたアルバム「歌さがし 〜リクエストカバーアルバム〜」でカバーしています。

「安里屋ユンタ」（あさとやユンタ）は、沖縄県の八重山諸島の竹富島に伝わる古謡で、夏川りみが、2002年に収録したアルバム『てぃだ 〜太陽・風ぬ想い〜』にてカバーして話題になりました。

「花〜すべての人の心に花を〜」（はな すべてのひとのこころにはなを）は、沖縄県出身の音楽家（歌手、作詞家、作曲家）であり平和運動家、政治家でもある喜納昌吉の代表的な楽曲で、夏川りみが2009年にリリースしたアルバム「Okinawa Uta: Chikyū no Kaze o Kanjite」でカバーしています。

「そばにいて」は、2019年にリリースされたアルバム「美らさ愛さ」に収録されている楽曲で、沖縄で人気の特撮ドラマ『闘牛戦士ワイドー2』のエンディングテーマに起用された、心が温かくなるようなバラードソングです。

「amazing grace」は、イギリスの牧師ジョン・ニュートン (John Newton,1725–1807)の作詞による賛美歌で、特にアメリカ合衆国で最も慕われ愛唱されている曲の一つであり、またバグパイプでも演奏されている有名な楽曲です。夏川りみが2017年にリリースしたアルバム「夏川りみ ソングス Worldwide Edition」にてカバーしています。

赤田首里殿内（あかたすんどぅんち）は、現在の沖縄県那覇市首里赤田町において、琉球王朝時代から石川家を中心に行われてきた祭礼「弥勒御迎（みるくうんけー）」で唄われていた童歌で、映画「ホテルハイビスカス」で登川誠仁が木の上で三線を引きながら歌う場面が有名です。また、沖縄都市モノレールの首里駅の発車メロディーにもなっている名曲です。

朧月夜とは、月がほのかに霞んでおり、春の夜空に浮かんでいるという情景を指す季語です。この歌の歴史は古く、作曲は大正時代とされており、夏川りみが歌うことで、深く耳を澄まして聞けば神々しいまでに装われた時と向きあうことができます。