「マイ・ラブ　( I GAVE YOU MY LOVE )」は、1980年8月21日にリリースした22枚目のシングルで、松崎しげる自身が主役を演じた人気ドラマ「噂の刑事トミーとマツ」のエンディングに起用された有名な楽曲です。ドラマでは夜の街を徘徊しながら帰宅するシーンで流れています。

「SPACE ADVENTURE」は、1981年7月3日にリリースした24枚目のシングルで、松崎しげるが声優として出演した映画「スペースアドベンチャー コブラ」の主題歌に起用されて人気を博しました。ハンフリー・ボガードを髣髴とさせるハードボイルドな雰囲気。大人の男の哀愁、ダンディズムを感じさせる隠れた名曲とされています。

「俺たちの朝」は、1976年10月25日にリリースされた12枚目のシングルで、日本ＴＶ系列で放送された勝野洋主演の青春ドラマの主題歌に起用されました。ドラマの舞台となった古都・鎌倉が見直されて、放映中からドラマに喚起された若者の観光名所となるなど、松崎しげるの代表曲になりました。

「WONDERFUL MOMENT」は、1979年9月25日に発売された松崎しげるの21枚目のシングルで、松崎主演のTBS系テレビドラマ「噂の刑事トミーとマツ」の主題歌として採用され、ドラマのエンディングに1コーラスが使用されています。本楽曲で第9回東京音楽祭（1980年）世界大会に出場し銀賞を獲得しました。

「地平を駈ける獅子を見た」は、1979年3月25日に発売された松崎しげるの19枚目のシングルで、松崎しげるのベストアルバム「NEW BEST ONE」にも収録されている代表曲のひとつです。歌詞には野球やスポーツに関する言葉を入れず、誰もが奇跡を願う思いを込めた「ミラクル元年」という一節を折り込み[2]、また印象的に表現される空の青、風の白、地の緑、そして炎の赤は、西武ライオンズのチームカラーを表しています。

「愛のメモリー」は、1977年8月10日に発売された松崎しげるの14枚目のシングルで、代表曲とされています。2005年8月、音楽配信サイト『iTunes Music Store』日本版開始時に最高3位にランクインし、ネットを中心にした新たなブームを起こしました。『iTunes Music Store』で懐かしの曲を買うことを、この曲の影響から「シゲる」と呼ばれ、『週刊ポスト』やラジオ番組『サントリー・サタデー・ウェイティング・バー』などでも取り上げられました。