そんな中でも盛んに囁かれていたのが、当時のバンドリーダーでもあった川西幸一さんの突然の脱退がユニコーンの解散理由となった…と言う説でした。

ただ、川西幸一さん本人は、後にある雑誌のインタビューか何かで、次のように語っています。

つまり、川西幸一さんの脱退は、単に解散の引き金になっただけで、既に当時のメンバーの心中には、それぞれに川西幸一さんに近い感覚が生まれており、もはや修復不可能な状況に追い込まれていたとも言われているようです。

また、ユニコーンのバンド活動と並行する形でそれぞれが行っていたソロ活動や、途中加入のABEDONさんとバンドリーダーの川西幸一さんの確執を解散理由とする説もありました。

その後、ユニコーンは解散から約16年が経過した2009年に、ABEDONさんが発起人となり再結成に至っています。

そして、それからさらに7年後の2016年8月、AbemaTVのSPECIALplusチャンネルで放送されたトーク番組「せいこう×ユースケ オトナに！」に、ユニコーンのメンバーが登場し、解散の本当の理由が語られたのです。

その具体的な内容は次の通りです。

また、2009年の再結成についても、発起人となったABEDONさんは、当時の心境や思惑について次のように語っています。

つまり、伝説のロックバンド「ユニコーン」は、“ただなんとなく”という空気で解散し、そして、“なんとなく”集まって、“なんとなく”作ってみたら出来が良かったんで、
“なんとなく”そのまま再結成に至った…という流れだったようです（笑）

なんともユニコーンらしいと言えばらしいですよね～

いかがでしたでしょうか。“ただなんとなく”

「大迷惑」や「スターな男」、「すばらしい日々」などの大ヒット曲で知られるロックバンド「ユニコーン」。そんなユニコーンのバンドの結成と解散理由についてまとめてみました。

なお、ユニコーンが解散コンサートをしなかった理由として、一般には奥田民生さんの「やらない」の一言で実現されなかったと言われていますが、次のような証言もあるようです。