これにより、小林武史さんと桜井和寿さんの決別が決定的なものとなったわけです。

小林武史さんと桜井和寿さんの不仲説の理由として、「週刊女性」は次のように報じていたようです。

但し、小林武史さんの飲食事業関係者によると、あくまで社会貢献事業であるため、お金の透明性には十分に注意を払っており、赤字を補填するようなことはしてないと、キッパリと否定していたようです。

まぁ、週刊誌のネタなので、どこまで信憑性のある話なのかは、正直なところよくわかりません。

ただ、桜井和寿さんが事務所から独立したという事実は、「ap bank」関連事業の赤字をMr.Childrenの収益で補填していたことに激怒したから…

なんてドロドロした話ではなく、単に音楽活動がおろそかになっていた小林武史さんに忠告したかっただけ、もしくはそんな小林武史さんについていけなくなっただけと考える方が自然かも知れませんね。

実際、桜井和寿さんは、「MUSICA2015年1月号」でのインタビューの中で、小林武史さんからの独立について、次のように語っています。

不仲説が流れていた小林武史さんと桜井和寿さんですが、2016年7月には前述した「ap bank」の運営資金を集めるために活動していた「Bank Band」が、6年ぶりの新曲「こだま、ことだま。」を配信。

また、2017年7月には、小林武史さんと桜井和寿さんのユニット「Reborn-Art Session」の新曲『WhatisArt?』をリリースしています。

さらに、その2ヶ月後である2017年9月には、ア“ート界のオスカー”と称される、芸術や文化の分野で若い才能を支援・育成した人物を表彰するモンブラン国際文化賞を受賞した小林武史さんは、受賞スピーチで次のように語り、話題になりました。

さらにさらに、2021年3月10日には、タレントでニュースキャスターとして活躍するホラン千秋さんが、自身のインスタグラムを更新し、小林武史さんと桜井和寿さんとの3ショットを披露し、「すごい3ショット！」と大変な話題になっています。

いかがでしたでしょうか。

1995年に自身が総合プロデュースした「My Little Lover」の元メンバーであり、桑田佳祐さんやサザンオールスターズ、そしてMr.Childrenなどのプロデューサーとしても知られている小林武史さん。

今回、そんな小林武史さんとMr.Children・桜井和寿さんとの関係と、事務所独立により囁かれた不仲説、そして和解したと話題になった現在までをまとめてみました。

本当に不仲や金銭問題が原因で袂を分かったとすれば、その後、再び2人の名義で楽曲をリリースすることもなかったでしょう。と言うことは、やはり桜井和寿さんの言葉通り、ポジティブな理由での独立だった可能性が高そうですね。