2003年に結婚し、2019年に離婚した大黒摩季ですが、離婚原因とされている子宮疾患は現在どのような病状になっているのでしょうか。

大黒摩季は歌手としてブレイクした90年代頃から複数の婦人科系の病気を患っており、子宮腺筋症・左卵巣嚢腫・子宮内膜症・子宮筋腫を併発していました。

更に子宮全体が腫れあがることで他の内臓を圧迫し、急性腸炎や腹膜炎などにも悩まされていたようです。

病気により妊娠に悪影響が出ることもわかってはいましたが、ミリオン歌手として多忙な生活を送る中で治療に専念する時間が取れないまま時は過ぎ、仕事に忙殺されるうちに病状が悪化しました。

これ以上は子宮全摘出するしかなくなるところまで病気が進み、ついに2010年に音楽活動を無期限休止して治療に専念することになりました。

長い間壮絶な闘病生活の中、病気を治そうとすると不妊治療が上手くいかず、不妊治療をすれば病気が悪化するという負のスパイラルに陥り、絶望の中で気力も体力も限界を迎えた大黒摩季。
ついに2010年から音楽活動を無期限休止し、病気の治療に専念することになりました。

病気の治療についてはホルモン治療などの薬物治療に加えて手術も行ったものの、最終的には受精卵を凍結保存した上での子宮全摘出手術となりました。

2度の手術を受け、2015年に子宮全摘出の手術が成功したことで、現在病気は完治したことを明かしています。

2010年に病気治療のため音楽活動を休止し、2015年に手術を受けて病気を克服した大黒摩季は、その後2016年に活動再開を発表しました。

2016年8月に大型野外フェス「ライジング・サン・ロックフェスティバル」への参加発表と、6年ぶりの新曲となるシングル「Higher↗↗Higher↗↗」をリリースしました。

また、活動再開後初となるオールタイム・ベストアルバム「Greatest Hits 1991-2016 〜All Singles +〜」は、リリース後オリコン週間チャート初登場4位を記録し、現在も変わらぬ人気の高さを見せつけました。

2017年にはデビュー25周年を迎え、それを記念したシングル「Lie, Lie, Lie,」がアニメ「名探偵コナン」のオープニング曲に起用されるなど、復帰後も順調な音楽活動を行っています。

2020年には女優にも挑戦！地球ゴージャスプロデュースのブロードウェイミュージカル「The Prom」に出演し、舞台女優としてのデビューを果たしました。

ブロードウェイミュージカル「The Prom」 は2020年に東京・TBS赤坂ACTシアターで上演された作品で、新型コロナウイルス感染拡大が広がる中で徹底した感染予防対策が施されて開幕しました。

岸谷五郎、寺脇康文などベテランの役者に加え、ミュージカル初挑戦の三吉彩花、葵わかなという若手女優も出演し、ミュージカル初挑戦の大黒摩季が舞台にインパクトを与えました。

大黒摩季はこの作品で、落ちぶれたブロードウェイ女優・D.D.アレン役を演じています。ヒョウ柄の派手な衣装が似合う肉食系女子を演じ、病気を克服して歌手としても女優としても活躍する姿を見せてくれました。

大黒摩季と旦那の結婚と離婚、馴れ初めと離婚原因、子供を諦めることになった病気と病状をお届けしました。
現在歌手としてはもちろん女優業でも新たな挑戦を見せてくれた大黒摩季のこれからの活躍にも注目が集まります！