向井さんは、ユニコーンの元メンバーでキーボードを担当していました。

向井さんが音楽と出会ったのは3歳の時でそのころからオルガンを習っていました。
また、6歳になるとピアノを習うようになります。

短期大学に進学した向井さんは、社会人バンドから誘われキーボーディストとして参加していました。
ユニコーンへの加入はその短期大学に在学中の時で、その後短期大学を中退しています。

しかし、1988年にユニコーンを脱退し2002年から音楽業界を離れています。
建設会社の広報として勤めていましたが、会社が倒産してしまいフリーでPCの各種データ作成の仕事を行っています。

1986年に川西さん・手島さんが中心となって結成しました。

1987年に1stアルバム「BOOM」でメジャーデビューを果たしました。
翌年の1989年に初の日本武道館でのライヴを行なうと、1990年に4thアルバム「ケダモノの嵐」が第32回日本レコード大賞アルバム賞を受賞しています。

ユニコーンは、デビューしてすぐにトップアーティストの仲間入りを果たしたこともあり、数あるバンドブームのバンドの中でも抜きん出ていました。

もちろん演奏力があるバンドでメンバー全員が作詞と作曲とボーカルを担当できるという独自のスタイルのバンドです。

人気絶頂の中、1993年に川西さんが脱退すると9月21日に解散を発表しました。
解散後も、誕生40周年記念ツアー「阿部義晴音楽祭〜仲間とノリノリ40祭〜」や ユニコーン時代からのスタッフの結婚式などでユニコーンの曲を披露しています。

再結成の話が持ち上がり完全シークレットによる新曲のレコーディングを開始すると、2009年に再結成し全国ツアーを開催しました。

向井さんは、1988年の2度目のツアーが終わった後に脱退されています。

まだ「大迷惑」をリリースする前でユニコーンとしても売れていない時期なので、ユニコーンのメンバーに女性がいたことを知らない方が多いと思われます。

そんな向井さんの脱退理由は「健康上の理由」だそうで、それ以上詳しいことは情報がなく分かりませんでした。

向井さんが脱退後は、阿部義晴さんがサポートメンバーとして参加していましたが、その後正式メンバーになっています。

向井さんはユニコーンを脱退した翌年の1989年に同じメンバーだった堀内一史さんと結婚しています。

馴れ初めや詳しい2人のエピソードなどは分かりませんが、同じメンバーだったこともあり気心がしれていたのかもしれませんね。

堀内さん結婚した後は、作詞作曲やボーカルレッスンの講師などを行っていました。

堀内さんはユニコーンのメンバーでベースを担当しています。
ユニコーンの活動中にソロとしてデビューしています。
また、役者デビューもしており、フジテレビ系ドラマ「若者のすべて」に出演しています。

その後も、EBI￡TARO（エビタロー）・電大のバンドを結成し、SDR（セドロ）やMADBEAVERSなどにもサポートベーシストとして参加しています。