もちろん杉良太郎さんとの結婚に当たり、伍代夏子さんは自身の病気のことを杉さんに告白したそうです。すると杉良太郎さんはこう言ったそうです。


「人生をともに歩いて行くパートナーなんだから、2人で病気と闘っていこう！」


この言葉を聞いた伍代夏子さんは、「この人と2人なら乗り越えられる」と確信したそうです。

こうして結婚に至った伍代夏子さんは、C型肝炎の克服に向けて、2009年よりインターフェロン治療を開始するとともに、2010年8月には、自身がC型肝炎に罹患していることを公表しています。

「どんなに辛くても仕事は休まない」

こう決めてインターフェロン治療に踏み切った伍代夏子さんでしたが、治療による副作用は想像以上に厳しく、壮絶な闘病生活となったそうです。

それでも、杉良太郎さんの献身的な支えもあり、伍代夏子さんは約1年半に及ぶ過酷な治療を無事に乗り越え、現在ではすっかり完治しているそうです。

伍代夏子さんと杉良太郎さんは1999年に結婚していますが、この時、伍代夏子さんは初婚でしたが、杉良太郎さんはバツイチの再婚でした。

杉良太郎さんは、1972年に信子さんという女性と結婚しており、その後、1人の息子さんと2人の娘さんという3人の子供に恵まれるのですが、26年後の1998年に離婚していたんですよね。

この時の離婚理由については、明らかにされていませんが、特に明確な離婚理由などなく長年の小さな積み重ねを原因とする、いわゆる“熟年離婚”ではないかと言われています。

ただ、杉良太郎さんが前妻と離婚したのが1998年で、伍代夏子さんとの再婚が、その翌年の1999年だったことから、「前妻との離婚は伍代夏子さんが原因なのでは？」なんて噂も…。

つまり、当時は伍代夏子さんによる、いわゆる“略奪婚”だった可能性も浮上していたようです。

しかし、前述したように伍代夏子さんと杉良太郎さんは、電話番号を交換してからわずか1ヶ月の超スピード婚で、杉良太郎さんが離婚した1998年の時点では、まだ知り合ってもいなかったはずなんですよね。

さらに、杉良太郎さんの離婚時期は、子供の自立を待っていたために遅くなってしまったものの、夫婦関係は随分前から破綻しており、家庭内別居が続いていたとも言われています。その意味でも、伍代夏子さんによる略奪婚説は否定できそうですね。

次に、杉良太郎さんと前妻との間に誕生した子供について見ていくことにしましょう。

前述したように、杉良太郎さんと前妻との間には、1人の息子さんと2人の娘さんという3人の子供が誕生しているのですが、2人の娘さんについては、一般人ということもあり、情報は一切ありませんでした。

しかし、息子さんは現在、俳優として活躍している山田純大さんなんですよね。

杉良太郎さんの息子・山田純大さんは、成城学園初等学校を卒業後、中学から高校まではハワイ留学をしており、その後はアメリカ本土の名門大学であるペパーダイン大学に進学しています。

そして、ペパーダイン大学国際関係学部アジア学科を卒業した山田純大さんは、1997年に帰国すると、NHK連続テレビ小説「あぐり」で、ヒロインの長男・“望月淳之介”役で俳優デビューを果たしています。

その後も、「水戸黄門」の4代目“渥美格之進”役や、映画「ムルデカ17805」など、ドラマや映画、舞台で俳優として活躍しています。

ちなみに伍代夏子さんとの年の差は11歳で、親子という感じではなさそうですが、伍代夏子さんはあえて山田純大さんのことを「純大」と呼び、親子仲もとても良いようで…。

山田純大さんが2016年春に、元女優の田京恵さんと結婚した際にも、伍代夏子さんは次のようなコメントをしているんですよね。

その後、2016年12月19日には、山田純大さんに第1子となる女の子が誕生しており、伍代夏子さんと杉良太郎さんは、めでたくおばあちゃんとおじいちゃんになりました。

もっとも、山田純大さんの兄弟である2人の娘さんも、年齢的には既に結婚していて、子供がいる可能性が高そうですけどね～