名前：平松 愛理（ひらまつ えり）
生年月日：1964年3月8日
出身地：兵庫県神戸市須磨区

シングル「部屋とYシャツと私」のヒットで知られるシンガーソングライターの平松愛理。

幼少期から音楽の道に進むことを目指し、17歳の時に関西ローカルのオーディション番組「ヤングプラザ」に出演しました。

1982年に結成したアマチュアバンド「ERI ＆ WONDERLAST」を経て、1987年に「Honey ＆ B-Boys」の楽曲「My Wish」のボーカルを務めレコードデビューを飾っています。

1989年2月21日にシングル「青春のアルバム」とアルバム「TREASURE」をリリースしてソロ歌手としてデビュー。

1992年にシングル「部屋とYシャツと私」がミリオンセラーに迫る売り上げを記録する大ヒットとなり、歌手として一躍大ブレイクを果たしました。

名前：清水 信之（しみず のぶゆき）
生年月日：1959年12月14日
出身地：東京都

平松愛理の旦那・清水信之は、バンドデビュー経験があるキーボーディストで、ギターやベース、ドラムなども演奏することができる多才なミュージシャンであり、音楽プロデューサーとしても活動する作曲家・編曲家です。

1976年に「紀ノ国屋バンド」に加入してアルバム「SWEET SENSATION」でデビューし、解散後は竹内まりやなどのサポートやスタジオミュージシャンとして活動しました。

1980年に「EPO」のデビューアルバムにアレンジャーとして参加したことで編曲家デビューし、1983年に手掛けた「EPO」のシングル「う、ふ、ふ、ふ、」が大ヒットを記録しています。

その後、平松愛理をはじめ大江千里、牧野由依、中島愛などの編曲を多数手掛け、稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」、SMAP「KANSHAして」「セロリ」など、多数のヒット曲の編曲を担当してきました。

2019年には、佐藤竹善や鳥山雄司などこれまでに関わった人気アーティストをゲストに迎え、ライブイベント「Nobuyuki Shimizu Presents」を開催。
現在も精力的に音楽活動を行なっています。

1994年1月29日、平松愛理と清水信之が結婚したことが発表されました。

二人はこれまで長きにわたり共に楽曲制作をしてきた間柄で、公私共に支え合ってきた末に結婚に至りました。

結婚式は東京・代沢の東京聖三一教会で挙げられ、交流のあるミュージシャン仲間からも盛大に祝福されています。

結婚した平松愛理と旦那の清水信之がどのように出会い結婚に至ったか、馴れ初めについても見ていきましょう。

平松愛理と清水信之は、音楽関係の仕事で出会いました。
平松愛理の楽曲の編曲を清水信之が手掛けており、仕事で交流を深めるうちに私生活でも距離を縮めるようになったというのが馴れ初めです。

清水信之が始めて平松愛理の楽曲の編曲を担当したのは、1990年発売の4枚目のシングル「月のランプ」でした。

その後5枚目のシングル「素敵なルネッサンス」、6枚目の「虹がきらい」、7枚目の「思い出の坂道」と立て続けに編曲を手掛け、平松愛理最大のヒット曲である「部屋とYシャツと私」の編曲も担当しています。

清水信之は平松愛理の楽曲における功労者であり、平松愛理の4枚目のシングルから2004年に発売した25枚目のシングル「YOU ARE MINE」まで、連続で編曲を担当し続けてきました。

平松愛理の音楽人生になくてはならない存在であり、仕事を通じて信頼関係を築くうちに恋愛感情が芽生え、愛を育んだ結果、結婚に至りました。

1994年に結婚した平松愛理と清水信之。
その後1996年に子供に恵まれ、娘が誕生しました。

しかし平松愛理はデビュー当時から子宮内膜症を患っており、出産は母子共に危険な状態であったといいます。

無事に子供が誕生した後、二人は「両親が二人とも遅くまで家を留守にするのは育児に支障が出る」と考え、子供の誕生以降は平松愛理と清水信之が組む仕事は控えるようになりました。

2001年には平松愛理の子宮内膜症が悪化し、子宮を摘出する手術を受けています。
また、子宮摘出後の2002年には、今度は乳がんが見つかり、音楽活動の休止を余儀なくされました。

その後病気を克服して復帰を遂げ、現在は娘との共演も果たしています。