ちゃんMARIは天才?本名や出身高校と大学・家族・ピアノが上手い評判まとめ
「ゲスの極み乙女。」の天才肌のキーボーディストとして話題の「ちゃんMARI」さん。
今回、ちゃんMARIさんの本名や出身、生い立ちや家族、高校や大学時代の音楽活動について振り返るとともに、ピアノが上手いとのネットの声をまとめました。
ただ、ピアノ教室の先生がとても怖い人だったそうで、高校に入る前にはピアノ教室を辞めてしまい、1年ほどは音楽から離れた生活を送っていたというちゃんMARIさん。
しかし、やがて「やっぱりピアノを弾きたい」と再び鍵盤に向かうようになったちゃんMARIさんは、いつしか「どうせやるなら1人じゃなくて、色んな人と音楽をやりたい!」と思うようになり、バンド活動へ没頭していくんですよね。
そんな時、ギターが上手い先輩から勧められたことがきっかけとなり、「Radiohead」や「Bjork」、「Nirvana」などの洋楽を聴き始めたちゃんMARIさん。
2005年、17歳の時には自身が中心となってジャズのピアノトリオをベースとしたバンド「Crimson」を結成しています。
大学で作曲を学び、ジャズピアニストに師事してジャズの理論を学ぶ
高校卒業後は、鹿児島国際大学短期大学部音楽科に進学したちゃんMARIさんは、作曲科を専攻し、大学ではひたすら曲を書いては、先生に提出する日々を送っていたと言います。
その一方で、椎名林檎さんのカバーアルバム「唄ひ手冥利~其ノ壱~」を聴き、ジャズやボサノバ、シャンソンなど、それまで聴いてきた音楽とは異なるジャンルのスタンダード・ナンバーに衝撃を受けたというちゃんMARIさん。
中でも興味を持ったのはジャズで、それ以来、ジャズのナンバーを聴き漁るうちに、その理論的な部分を学びたいと思うようになったちゃんMARIさんは、大学の授業とは別にジャズピアニストに師事。それは約2年間も続いたと言います。
ちゃんMARIのピアノは上手い?
以上のように、4歳の時からクラシックピアノを始めたちゃんMARIさんは、大学では作曲科を専攻してみっちりと音楽理論を学び、なんとオーケストラのアレンジまでできると言われています。
また、その一方で、興味が湧いたジャズの理論を学ぶために、ジャズピアニストにも2年間師事したちゃんMARIさん。
ピアノの上手さについては言うに及ばず…と言った感じですが、クラシックとジャズの両方を、テクニック面からだけでなく、理論的な面からもキッチリとマスターしている貴重なキーボーディストと言えそうです。
川谷絵音は「Crimson」で活躍するちゃんMARIに目を付けていた
もちろん2005年に結成したバンド「Crimson」でのバンド活動により、実践という部分でも文句なしの実力があるちゃんMARIさん。
そして、そんな「Crimson」での活躍が、川谷絵音さんとの出会いや、2012年の「ゲスの極み乙女。」結成へと繋がっていったようです。
と言うのも、川谷絵音さんは後の対談の中で、「Crimson」で活躍するちゃんMARIさんに目を付けていたことを、次のように告白しているんですよね。
当時からちゃんMARIの鍵盤が好きで、特に「hush and the endroll」という曲のシンセサイザーを聴いて、めっちゃセンスあるなと思ったんですよ。ポストロック全盛の時代で、僕らもゴリゴリのギター2本。鍵盤を入れても、エフェクトをかけるような人はあまり見たことがなかったので、Crimsonみたいなバンドは珍しくて、新鮮でしたね。
Crimson - hush and the endroll - YouTube
出典:YouTube
代表曲「キラーボール」に見る「ゲスの極み乙女。」の持ち味
ちなみに…「ゲスの極み乙女。」の初期の代表曲である「キラーボール」には、間奏部分のちゃんMARIさんのソロとして、ショパンのあの有名なフレーズである「幻想即興曲」が挿入されているんですよね。
この曲に代表されるように、クラシックの引用は既に「ゲスの極み乙女。」の大きな持ち味の一つとなっていると言えます。
ゲスの極み乙女。”キラーボール” (Official Music Video) - YouTube
出典:YouTube
そして、この曲がライブで披露される際は、いつになく真剣に演奏するちゃんMARIさんを他のメンバーが取り囲んで邪魔?をするという、ファンにはお馴染みの光景が繰り広げられるんですよね~
そんな、クラシックのエレガントさと、ジャズの遊び心を融合させた点こそが、「ゲスの極み乙女。」の最大の持ち味であり、魅力であるとするならば…
今回見てきたちゃんMARIさんの経歴から、「ゲスの極み乙女。」におけるちゃんMARIさんの存在がいかに大きいかが理解できるのではないでしょうか。
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