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尾崎豊のプロフィール

尾崎 豊 (おざき ゆたか)

尾崎 豊 (おざき ゆたか)

生年月日:1965年11月29日
出身地:東京都練馬区
没年月日:1992年4月25日(26歳没)
学歴:青山学院高等部 中退
身長:178cm
血液型:B型
ジャンル:ロック、フォーク
職業:シンガーソングライター、詩人、実業家
活動期間:1983年 - 1992年

尾崎豊を追い詰めた要因と命日について

校内暴力や非行が横行し、偏差値教育や受験戦争のひずみが問題となっていた1983年、そんな社会に対する疑問や支配への反抗などをテーマにした曲を引っさげて、突如として登場すると…

その過激で独特な歌詞が十代の若者たちの心を鷲づかみにし、一躍注目を集めたことから、“10代の教祖”とか“10代のカリスマ”などと呼ばれた尾崎豊さん。

しかし、その後の尾崎豊さんは、極度のスランプや人間不信、覚醒剤による逮捕、そして最愛の母の死などによって次第に追い詰められ、遂には26歳という若さで突然この世を去りました。

今なお多くの謎が残ると言われる尾崎豊さんの死と、彼の命日となってしまった1992年4月25日の最後の数時間の詳しい状況、様々な疑惑が噴出した尾崎豊さんの死因や遺書についてまとめました。

尾崎豊の最後の数時間の詳しい状況や死因について

まずは、26歳という若さで突然にこの世を去った、尾崎豊さんの最後の数時間の詳しい状況について振り返っておきましょう。

1992年4月25日の早朝、自宅マンションから約500メートルほど離れた民家の軒先に倒れているところを、その民家の住人に発見され、救急搬送された尾崎豊さん。

目撃談によると、尾崎豊さんは持っていたセカンドバッグの中身をぶちまけ、ブロック塀に何度も頭を打ち付けるなどの奇行を繰り返していたと言います。

墨田区内の白鬚橋病院に運び込まれたのが、5時45分頃でした。診察した医師は駆けつけた尾崎豊さんの妻・繁美さんとその兄に、こう説明したそうです。

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「生命に関わることも考えられるので、専門医に見てもらった方がいい」

それにもかかわらず繁美さんらは何故か、尾崎豊さんを連れて自宅マンションに戻ることを選択するんですよね。

しかし、10時頃になって尾崎豊さんの容体が急変し、呼吸が止まっていることに気づいた家族はすぐに119番通報したそうです。

家に連れて帰り、数時間後荒い寝息をたて始めたので安心していました。だが突然寝息が聞こえなくなり脈も呼吸も止まってしまったんです。これが、ちょうど午前11時頃。

その後、日本医科大学付属病院に運ばれた時には、既に心肺停止の状態だったそうです。すぐに人工呼吸や電気ショックなどの蘇生措置を施すも、尾崎豊さんが再び目を覚ますことはありませんでした…。

死亡確認は、午後0時6分。

結局、尾崎豊さんは最初の病院に搬送されてから、約1時間半で妻・繁美さんに引き取られる形で自宅マンションに帰宅し、それからたった2時間あまりで亡くなったことになります。

そのことについて、後に尾崎豊さんの妻・繁美さんは、病院側が「脈も体温も正常」と答えたため、尾崎豊さんを連れ帰ったと説明しています。

当初は事件性がないとして、行政解剖が行われる予定だったそうですが、尾崎豊さんの死体の状況から、司法解剖に切り替えられ、検視、その後解剖が行われました。

その結果、死因は肺に水が溜まり呼吸ができなくなる“肺水腫”と発表され、極度の飲酒によるものだと考えられました。

尾崎豊の「死体検案書」がマスコミに流出!死因に疑惑が噴出

ところが、それから約2年が経過した1994年、司法解剖時に尾崎豊さんの体内から覚醒剤が検出されていたことが記された「死体検案書」がマスコミに流出するんですよね。

その結果、尾崎豊さんの死因について様々な憶測が飛び交うことに…。

やがて尾崎豊さんの父親・健一さん、実兄・康さんをはじめ10万人近くのファンが「再捜査嘆願書」の署名を集めて提出しています。

というのも、尾崎豊さんが亡くなる約2年前の1990年、当時、トップアイドルの一人だった斉藤由貴さんと尾崎豊さんの不倫旅行をフライデーに報じられているんですよね。

その後、尾崎豊さんは斉藤由貴さんと破局するのですが、すぐに復縁し、尾崎豊さんが繁美さんに離婚を切り出した…とか、既に離婚調停に入っていた…なんて話まであったようです。

しかし、その最中に尾崎豊さんが不審な死を遂げたことから、マスコミはこぞって繁美さんに疑いの目を向けることに・・・。

尾崎豊さんが亡くなった2年後の1994年には、テレビ朝日がジャーナリストと組んで、「妻と知人が凶暴して覚醒剤を飲ませて殺害した」という内容を検証する番組を制作。

これに対して、妻・繁美さんは事実無根だとして訴訟を起こし、番組の放送を差し止めたことで、幻の番組となったそうです。

その後、8年にも及ぶ法廷闘争の結果、繁美さんは一審・二審・最高裁とすべてで勝訴し、損害賠償を認めさせ、疑いを晴らしています。

尾崎豊の死後にフライデーに掲載された尾崎豊の死顔とは

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