また、近年の藤圭子さんは、宇多田照實さんはもちろん、最愛の娘である宇多田ヒカルさんともほとんど連絡を取り合っておらず、絶縁状態に近かったとも言われています。

このように家族関係が破綻した原因としては、藤圭子さんが長年患っていた精神疾患が、家族の稼ぎ頭である宇多田ヒカルさんの仕事への影響を危惧したためとも…

ある芸能関係者は、藤圭子さんの家族関係の変化について、次のような証言をしています。

しかし、そのような家族関係の崩壊はなかったことが、当初は無いと言われていた藤圭子さんの遺書の存在とともに、明らかになっています。

著名人が亡くなると、マスコミは往々にして親族の証言をもとに“骨肉の争い”を面白おかしく書き立てるものですが、藤圭子さんの突然の死もまさに、マスコミの恰好の餌食になりました。

「週刊文春」の2013年9月5日号は、藤圭子さんの実兄・藤三郎さんが、宇多田照實さんに対する次のような不満の声や恨み節を掲載しています。

さらに、同誌は翌9月12日号でも、藤圭子さんの叔母に当たる竹山幸子さんの次のようなインタビューを掲載しています。

これを受けて、ネット上でも…


「葬儀くらいやればいいのに…」
「遺書がないのに本人の意志で葬儀をしないってどういうこと？」
「実態は宇多田照實氏の独断と見るのが自然だなぁ」


などの宇多田照實さん、宇多田ヒカルさん父娘の対応をいぶかるような声が圧倒的多数を占めていたようです。

そんな中、宇多田ヒカルさんが公式サイトの中で、絶縁状態にあるとも噂されていた両親、つまり…藤圭子さんと宇多田照實さんは、“夫婦”という関係以上に深い絆で結ばれていたことを次のように報告しています。

さらに、藤圭子さんの死後、“遺されていなかった”と報じられた“遺書”についても、実は存在していたことを次のように明らかにし、話題になりました。

その具体的な文面については明らかにされなかったものの、少なくとも葬儀を行わず、宇多田照實さんと宇多田ヒカルさんの父・娘だけで弔ったのは、あくまで藤圭子さんの遺志に基づくものであること。

そして、そんな母親の遺志を尊重した、喪主である宇多田ヒカルさんの決断によるものであることを明らかにし、マスコミが煽りに煽った宇多田家の“骨肉の争い”に終止符が打たれたのでした。