タケカワユキヒデは、人気ロックバンド「ゴダイゴ」のボーカルで、ほとんどのシングル曲の作曲を担当してきました。モンキー・マジックや銀河鉄道999といった代表曲は有名ですが、歌唱力には疑問符がついています。当時から特別に歌が上手かったわけではありませんでしたが、特に近年、懐かしい歌をテレビなどで披露していますが、歌唱力のほうは軽くガッカリしてしまうほどです。

尾崎世界観は、ロックバンド「クリープハイプ」のボーカルとして知られ、2016年には半自伝的な小説『祐介』（文藝春秋）で小説家としてもデビューを果たし、2020年「母影」が第164回芥川龍之介賞の候補となるなど、マルチに活躍しています。そんな尾崎世界観は、独特な歌い方のため、初めて聴いた人からは「音痴」という感想が漏れ伝わります。ツイッターにも尾崎世界観の歌が下手だという投稿が目につきます。

太志（ふとし）は、ロックバンド「Aqua Timez」のボーカルで、Aqua Timezでは、ほぼ全ての楽曲の作詞と作曲を手掛けてきました。イブでは基本的に楽器を演奏せず、歌唱に専念しますが、「"because we are we"tour 2012-2013」以降、ギターを演奏しながら歌唱することが増えました。バンド解散後は音楽プロジェクト「Little Parade」として活動しています。しかし、音域が狭く、ビブラートもうまく使えないなど、歌唱力の無さは有名で、バンドが売れたのはよほど良い曲だったのではと囁かれています。